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Naxos~2026年5月第1回&第2回発売新譜情報(7タイトル)

掲載: 2026年04月15日 14:00

ストラヴィンスキー

CD(7タイトル)



■作品詳細

今回はジョアン・ファレッタ&バッファロー・フィルによる「おとぎ話」を題材にしたストラヴィンスキーの作品集に、ドイツ放送フィルの副首席トロンボーン奏者クスニェレクによるヒンデミットのソナタほかを収録したアルバム、ダニエーレ・ガッティが指揮するフィレンツェ五月音楽祭でのプッチーニの傑作《トスカ》のライヴ盤、ガブリエル・シュヴァーベをフィーチャーしたチャイコフスキー・アルバムなど、世界初録音を含むCD7タイトルがリリースされます。

おとぎ話 - イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):ナイチンゲールの歌、牧神と羊飼いの娘、ディヴェルティメント、プルチネッラ
ジョアン・ファレッタ(指揮)バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団

ストラヴィンスキーが「おとぎ話」を題材に描いた、ファンタジー豊かな世界を堪能できる1枚。アンデルセンの物語に着想を得た作品として、色彩豊かな管弦楽法が光る「ナイチンゲールの歌」と、チャイコフスキーへのオマージュが込められた『妖精の口づけ』からのディヴェルティメントを収録。ギリシャ神話を題材とした初期作「牧神と羊飼いの娘」では、若々しく抒情的な旋律が響きます。さらに、バロックの様式美と軽やかな演劇性が溶け合った、愛らしくも魅力溢れる『プルチネッラ』組曲がアルバムを締めくくります。「牧神と羊飼いの娘」で美しい歌唱を披露するのは、国際的に高く評価されるメゾ・ソプラノのスーザン・プラッツ。ジェシー・ノーマンに師事し、特にマーラー作品の解釈で定評のある彼女が、豊かな表現力で作品に命を吹き込みます。ジョアン・ファレッタの指揮による、鮮やかで精緻な演奏でお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

パリのヒンデミット - トロンボーンとピアノによる作品集
ギレム・クスニェレク(トロンボーン)、クリストファー・パク(ピアノ)

ドイツ放送フィルの副首席トロンボーン奏者クスニェレクによる、個性的で心温まるアルバム。「パリ」をキーワードにした本作では、フランスの詩人マラルメの「聖女」をテキストとする歌曲を冒頭と終曲に置き、ヒンデミットのフランス語歌曲や、ドビュッシーの歌曲、プーランクのオーボエ・ソナタ、ケクランのバスーンのための小品など、パリやフランスにゆかりの作品が並びます。選曲の背景には、ヒンデミットの妻ゲルトルートの存在があります。彼女はフランクフルトとパリで声楽および演劇の教育を受けましたが、人前で歌うことに強い不安を抱えていたと伝えられています。ヒンデミットにとってフランス語やパリの文化は、単なる芸術的関心にとどまらず、妻との深い結びつきを伴うものでした。妻がユダヤ系であったことから、ヒンデミットはドイツを離れ、スイス、そしてアメリカへと移住します。本作に収められたトロンボーン・ソナタは、その亡命後のアメリカで書かれた作品で、クスニェレクは4楽章構成のソナタの真ん中に「Ruhig(穏やかに)」と題された未完作品の断章を演奏しています。 パリをキーワードにヒンデミットの妻への愛を詠み込んだアルバム。歌曲もオーボエ曲もバスーン曲もトロンボーンで演奏してのける超絶技巧が聴きものです。
(ナクソス・ジャパン)

ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《トスカ》(2枚組)
ダニエーレ・ガッティ(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団

2025年発売の映像で好評を得た、フィレンツェ五月音楽祭でのプッチーニの傑作《トスカ》のライヴ盤。ファシズムが台頭する政治的に危険な時代の勇気と
悲劇、そしてロマンティックな慈しみを、ダニエーレ・ガッティのタクトが導く重厚かつ華麗なサウンドで描き出します。キャストには、情熱的な歌唱を聴かせるソプ
ラノのゴイコエチェア、端正なプレッティ、冷酷さが際立つマルコフを迎え、歌唱と劇的表現の両面で高く評価された三人が迫真のドラマを展開。プッチーニの
驚くほど独創的なスコアから、不朽の抒情的アリア、濃密な愛憎劇まで、作品の持つ表現力を最大限に引き出した決定盤です。
【同内容の映像】
DYNAMIC
DVD… DYNDVD38057
Blu-ray… NYDX-50396(国内仕様盤)、 DYNBRD58057(輸入盤)
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):ロココ風の主題による変奏曲/カプリッチョ風小品/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)、クリストファー・ウォード(指揮)アーヘン交響楽団

フォイアマン、ロストロポーヴィチ、フルニエ、名手の名を冠した3つの国際チェロ・コンクールで受賞経験を持つシュヴァーベをフィーチャーしたチャイコフスキー・アルバム。名作「ロココの主題による変奏曲」はオリジナル版での演奏。意外な聴きものはヴァイオリン協奏曲の第2楽章のソロをチェロで演奏したトラック12のカンツォネッタ。シュヴァーベの卓越した技巧による低音域から高音域までの滑らかなサウンドは、これがオリジナルではないかと思わせるほど自然に、憂いを帯びた抒情を紡ぎます。最後に収録された『ロメオとジュリエット』はオーケストラだけの演奏。この曲には3つの稿があり、一般的には最終稿が演奏されていますが、ここではその10年ほど前に作られた第2稿を採用しています。
(ナクソス・ジャパン)

アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ・ソナタ第3番、第4番
チェン・ハン(ピアノ)

アントン・ルビンシテインはピアニストとして国際的名声を誇ると同時に、サンクトペテルブルク音楽院を創設して、今日に至るロシア・ピアノ楽派の隆盛に大きな貢献をしました。彼のピアノ・ソナタには、ピアノをオーケストラのように壮大に響かせ、情熱的な表現を厳格な構成に統合しようとする意志が見られます。聴き手を瞬時に引きつける、力強く誇り高いメロディではじまるピアノ・ソナタ第3番は、ルビンシテイン自身が一連のピアノ曲の中で最も気に入っていた曲とされています。ピアノ・ソナタ第4番は、ドイツ風の構成の中にロシア的な情熱の表現を込めた聴きごたえのある作品です。演奏は、2013年中国国際ピアノコンクールで優勝、2026年にはフローレンス・プライスのピアノ協奏曲(Naxos8.559952)の録音でグラミー賞の優秀器楽ソロ部門にノミネートされたチェン・ハン。
(ナクソス・ジャパン)

ハビエル・コントレラス(1983-): 2つのギターのための作品集 - 3つのナシミエントス、ラテンアメリカ組曲、ソナタ 他
デュオ・スダメリカーノ

ハビエル・コントレラスはチリの作曲家・ギタリスト。彼が師事したホセ・アントニオ・エスコバルと結成した「デュオ・スダメリカーノ」を通じ、作品を国際的に広めており、その独創的な作品はアナ・ヴィドヴィチ、ディヴィッド・タネンバウム、福田進一ら世界的奏者に支持されています。
コントレラスのギター二重奏曲は、過去の巨匠たちの伝統を継承しつつ、南米のフォルクローレとジャズ、現代和声を融合させた独創的な世界を構築しています。どれもが美しく多彩な響きとオーケストラ的な質感を備え、複雑な転調やフラット系の珍しい調を駆使。抒情的なバラードから、チリ南部の伝統舞踊「シリジャ」のリズムを採り入れたソナタや、センチメンタルな導入部からまって躍動的に盛り上がるサンバなど、ラテンのテイストとギター・デュオならではの多彩な表現を楽しめるアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)

デューシャン・ボグダノヴィチ(1955-):世界の音楽の園 - 2つのギターのための作品集
デュオ・ゴーニ=ペレッタ

ギタリスト・作曲家ボグダノヴィチが、幼い息子のために世界の音楽をまとめた曲集を構想したことが、このプロジェクトの契機となりました。ゴーニとペレッタによるギター・デュオの演奏に触発され、当初の構想は大幅に拡大。17世紀のシャンソンから、アイルランドのジグ、ダルマツィアの諧謔歌、セファルディのロマンス、イランやバリ島の舞曲に至るまで、民俗音楽や伝承曲からのインスピレーションに満ちた多様な作品が綴られています。冒頭のナポリ民謡では、マンドリン風のトレモロやピッツィカートが遊び心を添えます。アルバム中、クラシックのレパートリーから編曲されたのは2曲のみ。トラック10、ルターの賛美歌「神はわがやぐら」とトラック34、ショパンの「春の歌(乙女の願い)」は、伝統的な和声を用いながらも独創的に奏でられ、その他の楽曲、ナミビアやガーナ等のアフリカ音楽、バルカン特有の変拍子、中東や極東の旋律は、それぞれの文化独自の音楽を思わせる編曲が施されています。また、日本の「さくらさくら」や「向こう横丁」も収録されています。「ミュージック・ガーデン=世界の音楽の園」を旅するように、世代や文化を超えた対話が楽しめる楽しさにあふれたアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)

2026年4月第1回&第2回発売タイトル



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