村上春樹最新作『夏帆 The Tale of KAHO』2026年7月3日発売
掲載: 2026年04月24日 00:00
更新: 2026年05月11日 00:00

女性を主人公にした初の長篇小説。村上春樹の最新作『夏帆 The Tale of KAHO』が2026年7月3日発売
村上春樹最新作『夏帆 The Tale of KAHO』のあらすじ
私はこの世界の出口を見つけなくてはならない――。女性を主人公にした初の長篇小説。
「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」
26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。
とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、 怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。
――この男はいったい何を告げようとしているのだろう?
しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。
村上春樹のその他の作品
風の歌を聴け
村上春樹のデビュー作
1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない――。群像新人賞を受賞したデビュー作
ノルウェイの森
限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。
僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
1Q84
「1Q84」の世界に、もし愛があるなら、それは完璧な愛かもしれない――。刊行以来、日本で、世界で、空前の話題を呼んでやまない長編小説。〈毎日出版文化賞受賞〉
羊をめぐる冒険
野間文芸新人賞受賞作1通の手紙から羊をめぐる冒険が始まった 消印は1978年5月――北海道発
あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている21歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。北海道に渡ったらしい<鼠>の手紙から、ある日羊をめぐる冒険行が始まる。 新しい文学の扉をひらいた村上春樹の代表作長編。
ダンス・ダンス・ダンス
『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。
奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。
70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。
騎士団長殺し
妻と別離して彷徨い、海をのぞむ小田原の小暗い森の山荘で、深い孤独の中に暮らす三十六歳の肖像画家。やがて屋根裏のみみずくと夜中に鳴る鈴に導かれ、謎めいた出来事が次々と起こり始める。
緑濃い谷の向こう側からあらわれる不思議な白髪の隣人、雑木林の祠と石室、古いレコード、そして「騎士団長」……。
物語が豊かに連環する村上文学の結晶!
ねじまき鳥クロニクル
世界のねじを巻くのは誰か? 謎と探索の年代記。
街とその不確かな壁
十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、"街"について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに"本当のきみ"がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(ルビ・えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。
一人称単数
人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。
――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化!
ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。
同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。
鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。
スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感——。
そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。
「一人称単数」の世界にようこそ。
猫を棄てる 父親について語るとき
父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。
イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌-収集群風-』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。
村上T 僕の愛したTシャツたち
村上春樹のつい集まってしまったTシャツが本になりました!
僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。
村上春樹の100曲
村上春樹の小説といえば、何を思い浮かべますか。
いくつかありますが、そのうちの一つは「音楽」、と言い切ってしまっていいほど、作品中に膨大な量の曲名・ミュージシャン名が登場します。それもすごく意味ありげに。
本書では、そんな春樹作品に登場する音楽から、ジャンルごとに20曲、合計100曲を選んで解説しました。
曲紹介を読んでいるうちに、小説の紹介になって、どうしてその曲が使われているのかもわかるようになるという、曲紹介からはじまる、新しい小説の読み方を提案しています。これ1冊で、村上春樹の小説も、登場する音楽もわかるようになっているのです。
巻末には「村上春樹の小説全音楽リスト」もついていて、具体的に紹介した100曲以外にどんな曲が登場しているのかもわかります。
読書ガイドとディスクガイドが融合した、ファン必携の1冊。登場する100曲、あなたはどれだけ聞いたことがありますか?
古くて素敵なクラシック・レコードたち
世界を代表する作家が愛する音楽は……?
こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。
村上春樹について
1949年1月12日生まれ、京都府京都市出身の小説家。
早稲田大学在学中に開業したジャズ喫茶を経営する傍ら、79年に『風の歌を聴け』で作家デビュー。
その後、専業作家となり、『羊をめぐる冒険』や『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で受賞を重ね、87年の『ノルウェイの森』が大ベストセラーに。
その後も『ねじまき鳥クロニクル』『アンダーグラウンド』『海辺のカフカ』『アフターダーク』『1Q84』などのヒットを生み、国際的な作家として活躍。翻訳も多数。
また“ハルキスト”と呼ばれる熱狂的なファンの存在も知られ、例年ノーベル文学賞の最有力候補にも挙げられている。
タグ : 書籍