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エヴァネッセンス『Sanctuary』発売記念特集!時代を切り拓いたHR/HM究極のディーヴァたち

掲載: 2026年06月11日 00:00

毎月11日はハードロック・ヘヴィメタルの日

メロイックサイン🤘をすると11に見える、ということで毎月11日は“ハードロック・ヘヴィメタルの日”!

今月は待望のニューアルバム『Sanctuary』をリリースしたゴシック・メタルのアイコンとしてシーンの頂点に君臨し続けるEvanescenceを徹底特集!さらに!HR/HMの歴史を塗り替えてきた偉大なレジェンドから、現在のメタルシーンを揺るがす最先端のバンドまで、「女性ボーカルが導くHR/HMの進化系」をご紹介!

毎月11日はHARD ROCK / HEAVY METALの日!エヴァネッセンス『Sanctuary』発売記念特集 時代を切り拓いたHR/HM究極の女性ディーヴァたち

 
 

ニュー・アルバム『Sanctuary』徹底特集

世界に衝撃を与えたデビュー作『Fallen』(2003年)から数えて6作目となるスタジオ・アルバム。本作は前作『The Bitter Truth』のリリース以降、3年以上の歳月を費やして丹念にレコーディングが進められてきた。録音作業は2024年11月から2026年にかけて、ロサンゼルスのMDDNスタジオやステーキハウス・スタジオ、テネシー州ナッシュビルのロック・ファルコン・スタジオなど、アメリカを代表する一線級のスタジオを巡って敢行された。

日本限定のデラックス・エディションには2022年にアムステルダムで行われた72分のライヴ映像付き!

EVANESCENCE『Sanctuary』豪華プロデューサー陣を迎えたニュー・アルバム

 

現代ヘヴィミュージックを定義する超豪華なプロデュース陣

本作のサウンドプロダクションにおける最大の焦点は、モダン・ヘヴィネスからオルタナティヴ・ロック、ポップシーンまでをもクロスオーバーする、最高峰の外部プロデューサー陣の招聘にある。

Zakk Cervini:Bad Omens、YUNGBLUD、Spiritboxを手がけ、現代ラウド・ミュージックにおける「歪みとクリアさの融合」を最も得意とするプロデューサー。
Jordan Fish:元Bring Me The Horizonのサウンドデザイナーであり、PoppyやBABYMETALなどの電子アレンジと重厚なリフの融合においてカリスマ的な実績を誇る俊英。
Nick Raskulinecz:Korn、Deftones、Foo Fightersといったロック界の巨頭たちを支え、エヴァネッセンスにとっても長年の信頼を寄せる生楽器のダイナミズムの追求者。

この3名がバンドと引き起こした化学反応により、アルバムはかつてない立体的なヘヴィネスを獲得した。本作から正式に加入した新ベーシストのEmma Anzaiの堅牢なベースラインを軸に、アルバムオープナー「Beautiful Lie」の冷徹なステートメントから、重厚なDjentスタイルの低音リフとシンフォニックな壮大さが完璧なコントラストを描く「Self Destruct」まで、一瞬の隙もないサウンドスケープが展開される。

さらに、Netflixの世界的アニメ『Devil May Cry』のサウンドトラックに起用されてロック・ソング・チャート1位を独走した「Afterlife」や、ビルボードのハードロック・ソング・チャートでバンド史上初の1位を獲得したキートラック「Who Will You Follow」など、圧倒的なクオリティとコマーシャル性を両立したキラーチューンが盤面を支配している。

 

エヴァネッセンス名盤紹介

『FALLEN 20TH ANNIVERSARY DELUXE EDITION』

デビュー・アルバムにして金字塔『フォールン』の発売20周年を記念したデラックス・エディション!

 

スタジオアルバム

 

14年ぶりとなるヘッドライン来日公演開催!

SUMMER SONIC 2023での熱演以来となる来日であり、単独ツアーとしては実に約14年ぶりとなる待望のヘッドラインツアーが開催!

東京 2026.12.1(火)/12.2(水)SGC HALL ARIAKE
大阪 2026.12.4(金)Zepp Osaka Bayside

来日公演公式サイト https://www.creativeman.co.jp/artist/2026/12evanescence/

 

HR/HMシーンにおける女性ボーカル/フロントアクト特集

エヴァネッセンスが2000年代初頭に世界的な大成功を収めて以降、HR/HMシーンにおける女性ヴォーカリストの存在意義は「美しき添え物」から「シーンを牽引する圧倒的なアイコン」へと決定的な変貌を遂げた。その偉大な遺伝子を受け継ぎ、進化させ続けている女性フロント・バンドを4つの異なる音楽的系譜から紹介!

 

①先駆者としてのレジェンド・アクトの系譜

70年代から80年代にかけて、男性社会であったHR/HM界で先陣を切り、道を切り拓いた偉大な女性たちの功績なしに現代のシーンは存在し得ない。

ベースを抱えてシャウトし、後世のすべてのロックウーマンのロールモデルとなったSuzi Quatroや、女性だけで結成されシーンに衝撃を与えたThe Runawaysの元ギタリストであるLita Ford、フォーク・ロックの繊細さと、Led Zeppelinに強くインスパイアされたダイナミックなヘヴィ・ロックを見事に融合させたHeartなどはまさに原点としての歴史的価値を持つ。

また、NWOBHMの渦中でmotörheadらと肩を並べて暴れ回ったGirlschoolや、80年代ヘヴィ・メタルの象徴としてドイツから世界へと打って出たWarlockのDoro Pesch、激しいシャウトと圧倒的な歌唱力でエクストリーム・メタルにおける女性フロントの草分け的存在となったHoly Mosesなどは後進の女性ヴォーカリストにとって偉大な先達である。

 

②シンフォニック&ゴシック・メタルの耽美なる世界

エヴァネッセンスが確立した「耽美なメロディと圧倒的な重低音」という美学は、2000年代後半以降、ヨーロッパを中心にゴシック/シンフォニック・メタルとして開花した。NightwishやWithin Temptationなどがジャンルを代表するバンドとして君臨し、そのフォロワーとして台頭したDelainや、壮大なオーケストレーションとヘヴィなギターリフ、そしてデスボイスを対比させる「美女と野獣」スタイルを作り上げたEpica、そしてイタリア・ミラノ出身のゴシックメタルの大ベテランであるLacuna Coilなどが本ジャンルの中核を担っている。

 

③ラウド&アグレッシブ!シーンを震わせる咆哮とカリスマ

女性がフロントに立つヘヴィ・ミュージックの表現領域は、美麗な歌唱にとどまらず、男性顔負けのブルータルな攻撃性をも完全に手中に収めている。その筆頭が、スウェーデンが誇る世界最高峰のメロディック・デスメタル・バンド、Arch Enemyであろう。かつてシーンに衝撃を与えたAngela Gossow、続くAlissa White-Gluz、そして今年電撃加入を発表した現在のフロントを担うLauren Hartが体現するデスヴォイス(グロウル)は、極限のエクストリーム・メタルにおいても女性ボーカルが絶対的な支配者になり得ることを証明した。また、モダン・ラウドとダンス・ミュージックを高次元で融合させたハイブリッド・メタル、Amarantheも極めて強力なアクトである。さらに、シアトリカルでダーク、そして圧倒的にヘヴィなオルタナティヴ・メタルを展開するアメリカのIn This Momentなど激しさと華麗さが交錯する唯一無二のジャンルと言える。

そして驚くべきことにAlissa White-GluzがDragonForceに加入!最新作『Warp Speed Warriors』のデラックス・エディションには「バーニング・ハート」のAlissa参加バージョンが収録されている。

 

④現行女性メタルアクト:シーン最前線を走るメタルディーヴァ

2020年代の現代ヘヴィミュージック・シーンにおいては、既存のサブジャンルの壁を解体し、独自のアイデンティティと攻撃性を武器にする「若い現行の女性フロント・アクト」たちが大躍進を遂げ、実質的にシーンの主役に躍り出ている 。その最前線に立つのが、エヴァネッセンスの2026年全米ツアーでオープニングアクトを務めているSpiritboxである。クリーンとスクリームの超人的な歌い分けを見せるCourtney LaPlanteの歌唱力と、極限までチューンされたDjentスタイルの低音リフは、まさに現代ラウド・シーンの最高到達点と評されており、最先端の重低音を求めるメタルヘッズにとって避けては通れない存在だ。同様にインダストリアル・メタルとJ-POP、エレクトロ、オルタナティヴを完璧に解体・再構築し、グラミー賞ノミネートや世界的なブレイクを果たしたPoppyも、現代のシーンを最も面白くしている象徴である。

 

国内ガールズ・メタル・シーンの爆発的台頭と逆輸入トレンド

現代の世界のHR/HM界において最も活気があり、海外からも異常なほどの熱視線を浴びているのがここ日本のガールズ・メタル/ラウド・ロック・シーンである。本場イギリスの『メタル・ハマー』主催アワードで「ベスト・ニュー・バンド」を日本人として初受賞する快挙を成し遂げた、まさに世界水準の正統派メタルのLOVEBITES、メイド服という極めて日本的なビジュアルとは裏腹に、超一流の楽器演奏スキルと、彩姫のドスの効いたソウルフルな歌声で世界中のロックフェスを揺らし続けるBAND-MAID、メタルコアやニューメタルをベースに、きらびやかな原宿系カルチャーと、ボーカル・マツリの極悪なシャウトをブレンドした独自の「ハラジュク・コア」スタイルで、欧米の大型フェスにおいて入場規制を引き起こすほどの逆輸入的な爆発的人気を博す花冷え。、よりエヴァネッセンスのクラシカルかつシンフォニックなゴシック要素を感じさせる、国内最高峰の様式美メタルを提示するMichal率いるANCIENT MYTHなど、その独自性とクオリティの高さを兼ね備えたバンドが数多く存在している。

その他には過去に特集したBABYMETALはもはや言わずもがな、日本の女性HR/HMシーンを切り拓いた偉大な開拓者であるShow-Yaや浜田麻里、いわゆる「嬢メタル」の先駆者であるAldious、中堅からベテランの域になりつつある陰陽座やHead Phones Presidentに加え、NemophilaやHAGANE、元AldiousとLOVEBITESのメンバーらで結成されたZilqyなど世界水準の新世代バンドも目が離せない!

 

ハードロック・ヘヴィメタルの日 過去の記事はこちら

 

メタルの日著者プロフィール

初めてリアルタイムで発売されたメタリカはセイントアンガーという後追いメタラー。一番好きなメタルはスラッシュメタル。

高校の同級生に借りたMDに入っていたヌンチャク(KCHC)に衝撃を受け、ジャパニーズハードコアを聴き始めるが大学時代の洋服屋の店長の影響でUKハードコアやサイコビリー、ジャパコアなどハード系のパンクに一通りはまる。当時はメロコア/ポップパンクやミクスチャー全盛期だったのに反発し逆張りのような形でラバーソールを脱ぎ捨て、メタルを聴き始めアイアン・メイデン、モトリー・クルーなどのパッチGジャンを作る。
パンク、メタル両サイドから崇められるmotorheadこそが全ての頂点であるとこの頃に確信する。

就職時に中央線沿線に引っ越し、平日も退勤後に時間を惜しまずCDショップを巡り食費を削りながらひたすらCDを買う生活を10年程送る。
常にCDとTシャツが増え続けていくため慢性的に置ける場所を探している。

 

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