小林武史プロデュース作品特集
掲載: 2026年06月12日 14:11
まさに、J-POPの歴史を彩ってきた日本を代表するプロデューサーの一人、小林武史。氏がプロデュースに関わり、アーティストの魅力を最大限に引き出した作品をいくつかご紹介。時代を超えて愛され続ける、エヴァーグリーンな輝きを放つ傑作たちです。
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桑田佳祐『Keisuke Kuwata』(1988)
超名盤初ソロ作!先行シングル“悲しい気持ち”、“いつか何処かで”で極上のポップセンスを見せつけてのアルバムは、共同プロデュースにMr.Children、My Little Loverで知名度を上げる前の小林武史を起用。前作KUWATA BANDでのバンドならではのオアソビ感覚とは真逆の、スタジオでの緻密な音造りが今だに鮮烈。特にメロディモノ楽曲の完成度の高さに文句ナシの金字塔的名盤。竹内まりや、桑名晴子、原由子、アン・ルイス、下山淳、山木秀夫が参加。
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大貫妙子『NEW MOON』(1990)
大貫妙子が1990年に発表したミディ在籍時最後のオリジナル・アルバム。小林武史を共同プロデューサー/アレンジャーに迎えて制作。NHK『地球ファミリー』の主題歌や、野村グループCMソング「花・ひらく夢」他を収録。サポート・ミュージシャンには青山純、大村憲司、細野晴臣、佐橋佳幸などが参加。 (C)RS
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原由子『MOTHER』(1991)
サザンオールスターズのメンバー、桑田佳祐の奥さんのブランドをはずしても、原由子はもはや一級のアーティスト。それでも桑田佳祐&小林武史プロデュースによるソロ・アルバムとなれば内容は保証付き。「ハートせつなく」「じんじん」他、全20曲を収録。 (C)RS
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サザンオールスターズ『世に万葉の花が咲くなり』(1992)
"小林武史がアレンジャーとして活躍、打ち込みも多用した実験性と大衆性を併せ持った90年代サザンの傑作!CDの最大収録時間いっぱいの全16曲、73分収録の大作となった11作目。小林武史がより中心的な役割を占め、関口和之(Ba)の病気療養もあり、打ち込みが多く使われた作品。略称は「よさく」。ボブ・ディラン節が炸裂した(6)、7分超の(13)など攻めた楽曲から、これぞサザンな(3)(9)のようなミディアムまで聴きどころ満載!!まさにオリジナル・アルバムの醍醐味!![攻めた]楽曲もありながら、大衆を引き付け、冬彦さん効果を生み出した(11)『涙のキッス』等も同じアルバムに入れてしまうのが、サザンの上手いところ・・! サポート・ミュージシャンを多数起用し、サザンの規模が一気に広がっているのも特徴。"
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Mr.Children『Atomic Heart』(1994)
発表時、邦楽アルバム歴代最高売上を記録した大ヒット作。ロックもポップスも全部抱え込んで挑む、心臓の強い鼓動にドキドキさせられる。“Printing”~“Dance Dance Dance”はフロアから飛び出しドームやスタジアムを揺らすようなロックソングへと進化していったし、“innocent world”、“CROSS ROAD”という核となるシングルを抱えながら、“クラスメイト”、“Over”のような切なさ残る恋の唄も。94年当時に音楽シーンに与えた衝撃はどんなものだったのでしょうか!?想像しながら今日も“雨のち晴れ”の主人公として過ごしましょうか。
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エレファントカシマシ『ライフ』(2002)
小林武史をプロデュースに迎えた、2年ぶりのオリジナル・アルバム。リード・シングル『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』をはじめ、「暑中見舞─憂鬱な午後─」「普通の日々」、そして「あなたのやさしさ~」を含む全10曲。 (C)RS
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Salyu『Landmark』(2005)
一見清爽なヴィジュアルに、天然のキュートさとポップな魅力を内包するSalyu。彼女の初となるアルバムはさすが小林武史のプロデュース、主役を活かしきった楽曲が素晴らしい。高い創造性を反映した楽曲と、しなやかで優艶な彼女の美声が共に響き合って鮮やかなコントラストとなる様は、新時代を担う歌い手の登場を感じさせるものです。なお岩井俊二監督映画「リリィ・シュシュのすべて」の劇中歌も彼女ですよ。
bounce (C)白倉 ゆみこ
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スガシカオ『THE LAST』(2016)
メジャー復帰後初となる6年ぶりの新作では、小林武史が共同プロデュースを受け持つという意外な展開が待っていた。そんな今作を本人は〈剥き出しのスガシカオ〉だと語っているが、いつも以上に攻撃性を重視した楽曲を多く用意していたのがまず驚きだったし、彼の挑発に嬉々として応えるかのように超挑戦的な小林のアレンジにも唸らされる。グニョグニョなサイケ感を醸し出す“青春のホルマリン漬け”などファンク系は粘着質が著しく高くてトリップ感もかなりのもの。でも最大の聴きどころはスガの巧妙すぎるストーリーテリングかも。胸が痛くなるような前進宣言が歌われた“ふるえる手”など、次々に繰り出されるソリッドなフレーズがこちらの気分をメッタ切りにしていく。こりゃヤバい。
bounce (C)桑原吏朗
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宮本浩次『ROMANCE』(2020)
初のカヴァー・アルバム。そのラインナップはなんとすべてが女性シンガーによる歌唱曲となった。信頼を寄せる小林武史と蔦谷好位置のアレンジに身を任せ、情緒豊かな70~90年代ポップスの世界にのめり込み、魂揺さぶる歌唱をもって真摯に歌と相対する様は、数多の企画モノとは並べられない気迫に満ちている。岩崎宏美の"ロマンス"や太田裕美の"木綿のハンカチーフ"など、切なく悩ましいトーンの曲が本当によく似合う。
bounce (C)田山雄士
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Kyrie『DEBUT』(2023)
アイナ・ジ・エンド主演、岩井俊二監督作品『キリエのうた』主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」やアイナ・ジ・エンドが作詞作曲に携わった8曲含む、全12曲収録のアルバム。映画『キリエのうた』劇中内で主人公"Kyrie" が歌唱する楽曲は、アイナ・ジ・エンドが作詞作曲した楽曲が多数あり、本アルバム作品はそれら全ての楽曲を小林武史がサウンドプロデュース。劇中で流れる音楽とは異なるアレンジでアルバムに収録。
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