インタビュー

BB Mak

掲載: 2002年10月10日 11:00

更新: 2003年03月10日 11:59

ロックを吸収し、セカンド・ステップを踏みはじめた最新アルバム

 アジア、全米、ヨーロッパを席巻した奇跡のデビュー・アルバム『Sooner Or Later』から、はや3年。UKのギター・ポップ・グループ、BBマックがいよいよ待望のセカンド・アルバム『Into Your Head』を完成させた。メンバーみずからが〈メロディック・ポップ・ロック〉と称する、さわやかな清涼感にエッジの加味された、骨っぽいサウンド。BBマックの面々は一様に、興奮ぎみに語る。

「前作は、アコースティック色が強かったんだよね。でも今作は、もっとロック色の強いアルバムに仕上がっているよ。あれから僕らは、たくさんのライヴをやってきたからね。ライヴでのロック・テイストをスタジオにも持ち込んで、ライヴ感を出したんだ。そして、より成熟した内容になったと思う。本当に誇りに思ってる。レコーディングもとても楽しかったし。曲作り、プロデュース、演奏、どれをとっても満足だよ」(スティーヴン・マクナリー)。

「今回は、全曲を自分たちで書いているんだ。シンガーとしてもソングライターとしても、この3年間でそれぞれ大きく成長したと思うよ。前作よりもっとアルバム作りに参加したかったからね。いろいろな経験を積んできたからこそ、それができたんだと思う」(マーク・バリー)。

「前作は、まだリリース自体を祝っているという感じだったよね。いまの成功も得ていなかったし、僕らもまた成長した……自然な流れで変化したんだよ。いいフックやハーモニーがたくさんあるところとか、前作と似ている面もあるけどね。とにかく今作は、ファンタスティックの一言に尽きるよ」(クリスチャン・バーンズ)。

 99年のデビュー当初は、本国のイギリスで鳴かず飛ばずだったり苦労もあったけれど、最終的に世界的ブレイクを果たしてしまった3人。成功と経験を手に入れ、BBマックはルックスともども、男っぷりを上げていた。

「遅かれ早かれ(スーナー・オア・レイター)、僕らの音楽が受け入れられるって信じていたら、そのとおりになったよ」(スティーヴン)。

「今作も同じように僕らの存在、僕らの音楽がリスナーの頭の中に(イントゥ・ユア・ヘッド)届くといいんだけ
ど」(クリスチャン)。

 ある意味で勝負作の2枚目。ビギナーズ・ラックじゃなかったことが、いまあきらかになる。

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ソース: 『bounce』 236号(2002/9/25)

文/梅岡 彩友美