スタジオの奥から表舞台へ……――(3)
KERI HILSON 『In A Perfect World...』 Zone4/Mosley/Interscope(2009)
最近はライティング仕事もなく、もうスポットライトの下が似合う存在になったケリ。それでも本作を紹介したいのは“Knock You Down”を書いたのが期待のケヴィン・コッソムだから。他にも“Make Love”はエスター・ディーンの作だったり。*出嶌
mochA 『WARNING』 electreet(2010)
黒木メイサをはじめ、青山テルマ、三浦大知、安室奈美恵らの詞曲を手掛けてきた新進女性ソングライターがデビュー。ここで聴けるスパイシーな詞世界と盟友U-key Zoneによるエッジーなトラックとの組み合わせは、現行アーバン・マナーを鮮烈に踏襲している。*池谷
YOUNG MONEY 『We Are Young Money』 Young Money(2009)
リル・ウェイン“Prom Queen”にも登場していた若金軍団の女性シンガー、シャネル。バングラデシュのもとでソングライターとしての活動歴も持つ彼女は、ケリスやダニティ・ケインらの曲を書いてきた。ちなみにそのダニティのD・ウッズとは姉妹。*池谷
JACKIE BOYZ 『Love And Beyond 』 Star Base(2009)
別掲のビーバー作品で“Eenie Meenie”をライティングしているのがこの兄弟デュオ。すでにマドンナ&リル・ウェインの“Revolver”やシュガベイブス“Wear My Kiss”などを書いている売れっ子だけあって、この自作は全方位的な作風のショウケースに。*出嶌
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2010年06月08日 21:00
更新: 2010年06月08日 21:13
ソース: bounce 320号 (2010年4月25日発行)
ディスクガイド/池谷昌之、出嶌孝次