インタビュー

インタヴュー(1)「自分たちで面白いと思ったネタだから、ライブでやってお客さんに笑って欲しいんです。」

 

「自分たちで面白いと思ったネタだから、ライブでやってお客さんに笑って欲しいんです。」

 

― 今年の春に開催された傑作選ライブの最終章「chop」公演で3部作が完結。3部作目のDVD化について、
どういうものを作りたかったのでしょうか?

設楽統(ネタ作り担当)「完結版なんですけど、実際に傑作選ライブ自体は、終わりではないんですよ。
何となく2年おきにやることになったライブなので、
今回の3部作目は、よりライブに時間を費やした時期のものをまとめた感じなんです。
傑作選ライブの前に、<花、鳥、風、月>のテーマで4年計画のライブをやってまして。
そのDVD-BOXを先日出したんで、そこに収録されてるネタは選ばないように、
今回は比較的前のネタを選定するようにしました。」

 

 

― どうやってコントを選定していくのですか?


設楽
「傑作選にするときは、自分たちで好きなものも選ぶし、いつも一緒に作ってる作家の方や、
ファンの人たちからのリクエストも参考にして話し合って決めるんです。」

 

― 選定されたネタで、今回特に思い入れのあるネタはありましたか?

設楽「基本的に僕は全部なんです。選ぶの難しいな~。
そうですね、2つ目に収録されている“pumpkin”は、バーンと笑いがあるネタではないんですけど、
やっぱりこういう理論的なネタをちゃんとやるというのが面白いなぁと思いますしね。」

日村勇紀(基本ツッコミ担当)「僕は、“ハナからのハジマリ”って、一番最初のライブでやったとき
面白く出来なかったんですよ。それは、僕の演じ方なのか分からないんですけど。
だから、選定されてまたライブでやろうってなったときは、おぉ・・・これをまたやるのか!と
テンション上がりましたから(笑)。」 

設楽「まぁ、あの時よりは全然上手く出来た気はしてるのですが・・・。
やっぱり年数が経ってるから、今やる方が面白いですね。ネタ設定の年齢とか。」

 

 ― 傑作選ライブは今までにやったことのあるネタを再度演じるということですね。
1回目でデキが気に入らなかったものは、2回目で挽回することが出来ますね。

設楽「そう。面白いと思ったネタだから、是非ライブでやりたいんですよね。実際これがウケなかったら、
今回のライブは終わりだねって自分たちに活を入れたりして。」

日村「でも、結構難しいですよね。」

 

 

 ―  ネタ作りは設楽さんが担当されてますね。どこからネタは出てくるのでしょうか?

設楽「もう色々ですね。設定から作るものもあれば、言葉1つから作るものまで。
こういうキャラクターでやってみようとか、日村さんが、普通にみんなと喋っている中から作るものもあれば、
アコーディオンがあるからアコーディオンを使ったネタを作ろうという形もある。
シャボン玉で遊んでいるのをみてネタにするものもある。本当に色々です。」

 

―  ネタを探すために普段から気を使っていることは?

設楽「そんな凝り固まったものはないですが、比較的、普段から人を観察することは多いですね。
普通にしてても面白い人とか、出来事とか。昔から自然にやっていました。」

日村「稽古する前とか現場に良く行くんです。しゃべったり遊んでみたり。
そういうことが、結構大事な気がしますね。」

 

カテゴリ : Premier Seat

掲載: 2010年07月21日 16:53

更新: 2010年07月27日 10:48

ソース: 2010/07/20