rega 『Lyrics』
[ interview ]
プログレッシヴな曲展開をごく滑らかなグルーヴへと変換するインストゥルメンタル・ジャム・バンド、rega。前作『Million』のリリース・ツアー中にギタリストが交代し、バンドとしての大きな転換期を経験した彼らが、1年4か月ぶりとなるニュー・アルバムを完成させた。
『Lyrics』と名付けられた本作は、そのタイトル通りに4パートの楽器が気負いなく歌い、叫び、語り合い、ぶつかり合うことで、言葉に頼らない歌心を獲得した快作だ。ダンサブルなリズムのなかを泳ぐ大らかなメロディーからは、音によって対話できることの喜びが溢れ出している。とことんオープンな境地へと、彼らを導いたものとは? 井出竜二(ギター)、青木昭信(ベース)、四本晶(ギター)の3人に話を訊いた。
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