OFWGKTAとは何か?
オッド・フューチャー・ウルフ・ギャング・キル・ゼム・オールは、タイラー・ザ・クリエイターを中心にLAで結び付いたヒップホップ集団だ。構成員としては、アール・スウェットシャツ、ホッジー・ビーツ、レフト・ブレイン、マイクG、ドモ・ジェネシス、マット・マーシャンズ、シンガーのフランク・オーシャン、DJでエンジニアも担当する紅一点のシド・ザ・キッド、そしてジャスパー・ドルフィン、タコという計11名が確認されている。結成時はほぼ全員が10代で、最年少のアールは現在もまだ17歳という水色ジェネレーションである。
2008年にクルーで『The Odd Future Tape』を発表して以降、個人や内部ユニットでの作品をすべてフリーで配信リリース。ネットを介した独自の活動と攻撃的なライヴで支持を広げ、2010年後半あたりから知名度を一気に拡大。ピッチフォークの高評価も手伝って、ビルボードやNME誌の表紙を飾るまでに急成長している。
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