ラスマス働きまくってます!
DJ KAWASAKI 『BEAUTIFUL TOO』 コロムビア(2007)
いち早くラスマスを日本に紹介したテイトウワやJazztronikと並び、日本に美メロ系ハウスを定着させた先駆者も“PROMISES”のリミックスをラスマスにオファー。especialから12インチも出ていましたね。
AYUSE KOZUE 『A❤K』 トイズファクトリー(2007)
前年のデビュー曲“boyfriend”のリミックスに続き、この初作では美麗な“Follow Me”をラスマスがプロデュース。哀感を湛えた流れるようなピアノ・ハウスで最高です。
OPOLOPO 『RF Presents Opolopo』 ビクター(2007)
サイモン・グレイに続き、ラスマスが日本向けに選曲したオポロポの楽曲集。音自体への関与はないが、黒いブロークン・ビーツの旨味とストックホルムの層の厚さを知らしめた。
RICHARD EARNSHAW 『RF Presents Richard Earnshaw』 ビクター(2008)
これもラスマス編纂の好盤で、リチャードのMAWにも近いソウルフル&ラテンな持ち味が複数の名義で開花しまくる熱いトラック揃い。ラスマスとは以降も相互にリミックスし合う仲です。
ANDY DUGUID 『Believe』 Blackhole/ビクター(2008)
この頃になるとヘザー・ジョンソンからbirdまでラスマスの仕事は一気に多角化。ティエストの秘蔵っ子による本作では、アップリフティングな“Don't Belong”を粘りのあるラファ流儀にリミックス。
Studio Apartment 『2010』 Apt.(2010)
US向けの『The Rising Sun』にも“I'm In Love(Rasmus Faber Epic Remix)”を収めていたスタアパ。本作ではクリスタの歌唱が幻惑的な“HELP ME OUT”をラスマスと共作しています。
LIA 『enigmaticLIA 4 -Anthemical Keyworlds-』 queens label(2011)
アニメやゲームの主題歌で活躍する彼女の、TeddyLoidやtofubeatsも参加のリミックス集。ラスマスによる“My Soul, Your Beats!”はDJ WILDPARTYのミックスCDでも聴けましたね。
REEL PEOPLE 『Golden Lady』 Vithmic(2010)
『So Far』にもピックしていた“The Rain”(2005年)からたびたび彼らの楽曲をリミックスしているラスマス。本作で聴ける“Star”の再解釈は、初期の姿を思い出させるヒプノティックなブラジリアン・ハウスになっています。
MIGUEL MIGS 『Outside The Skyline』 Om(2011)
この西海岸の重鎮ともラスマスは相互リミックスの関係にあり、人気シリーズに冠された〈So Far〉も実はミゲルの曲名だったり。本作収録の“Life”では煌めくような音色の鍵盤で助力しています。
坂本真綾 『Driving in the silence』 flying DOG(2011)
冬をテーマにしたコンセプト作に、ラスマスはフリーダと共同で“Sayonara Santa”など3曲を書き下ろし。河野伸の上品なアレンジと融和した静謐なピアノ曲“Melt the snow in me”が最高!
BEN WESTBEECH 『There's More To Life Than This』 Strictly Rhythm(2011)
新作に先駆けてベンとはここでも合体していた。ジャジーな“Summer's Loss”をプロデュースし、共作した“Butterflies”でも演奏に参加するなど、ピアニストとしての色を出しています。
中島愛 『Be With You』 flying DOG(2012)
別掲の“マーブル”に先駆けてラスマスがプロデュースした星間ハウス“TRY UNITE!”を収録の傑作。菅野よう子のペンによる大曲“金色~君を好きになってよかった”のアレンジも任されています。
ANANDA PROJECT 『Beautiful Re:searching』 King Street/Pヴァイン(2013)
“Always”をリミックスしたこともある、クロスオーヴァーな作風の大先輩。本作ではお返しにラファが“Beautiful Searching”をリワーク。『Love:Mixed』でもアナンダの“Stalk You”を取り上げていました。
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