ますます出しまくってマス!
『So Far』 (2006)
エミリー・マクイーワンが歌う“Ever After”(2003年)の人気拡大を受けて編まれたお披露目盤。数年分のシングルやニー・ディープとのシーウィンド・プロジェクト“Free”など、この時点でのベストと呼べる内容だ。
『2 Far』 (2006)
前作の半年後に登場した楽曲集の第2弾。自己名義のトラックも含めてダンス成分を増強したリミックスが中心となり、ミゲル・ミグスやダブトライブ、ラトリスなどUS西海岸っぽい雰囲気もこの時期ならでは。
『Love:Mixed』 (2008)
ブラジル縛りの企画盤に続く2枚目のミックスCD。自身の“Demanda”や、〈君の瞳に恋してる〉などのリミックス仕事も交え、ブレイズやリール・ピープルらの曲をフックにしたディープな展開がソウルフル!
『Where We Belong』 (2008)
エミリーやダイアナ・フィアロン、クララ・メンデスら、ほぼ全曲に女声を配した初オリジナル作。トラックメイクに止まらず、ソングライター意識の高まりを窺わせる〈歌のアルバム〉。
『Where We Belong: RaFa's Epic Journey』 (2009)
メロディーメイカーとして一歩前進した初作を丸ごとセルフ・リミックスした外伝。硬質なビートがフロアへの壮大な旅に誘うダンス・トラック集となっている。
『Platina Jazz〜Anime Standards』 (2009)
凄腕の演奏陣と共に、彼のルーツにある“オネアミスの翼”などのアニメ音楽をジャズ解釈した初作。エミリーが歌うなかにはランカ・リーこと中島愛の“星間飛行”も。
『So Far 3』 queens label(2010)
久々の第3弾。“Hidden Thoughts”など4曲で秘蔵っ子フリーダを顔見世し、カスケイド“Move For Me”のリミックスなどではモード変化も示唆。アクスウェルら豪華DJ陣のリミックス集も付いた2枚組!
『Platina Jazz〜Anime Standards Vol.2』 (2010)
プロジェクトの第2弾。今回から参加したニクラス・ガブリエソンの男前なシナトラ歌唱による“はじめてのチュウ”が素晴らしい。洒脱なスウィングの“そばかす”も新鮮。
『Love:Mixed 2』 (2011)
メロディアスなノリが全開になった電化アゲ系のミックスCD。“Good Times Come Back”の先行収録やサイク&スーパースター曲のピックなど、新作の前ぶれ的なニュアンスもあるか。
『Platina Jazz〜Anime Standards Vol.3』 (2011)
エミリーがボッサ調で歌う“風の谷のナウシカ”、ニクラスのラテン歌謡“ルパン三世・愛のテーマ”など、アレンジの幅をグッと広げた第3弾。クォリティーも過去最高に。
(※リリースはすべてFarplane/ビクターから)
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2012年12月19日 17:59
更新: 2012年12月19日 17:59
ソース: bounce 351号(2012年12月25日発行)
ディスクガイド/出嶌孝次