MILES DAVISの諸作を手がけた名プロデューサー/サックス奏者、TEO MACEROが死去
掲載: 2008年02月24日 20:00
更新: 2008年02月24日 20:21
マイルス・デイヴィスの作品を手がけたことで知られる名プロデューサー/サックス奏者、テオ・マセロが2月19日、ニューヨークで亡くなった。享年82歳。テオの親類によると、死因は病気のためだという。
1925年、ニューヨークに生まれたテオは、海軍への入隊を経て、1948年にジュリアード音楽院に入学。ヘンリー・ブラントなどの前衛的な作曲家に師事して作曲を学ぶ。卒業後はチャールズ・ミンガスらと共にジャズ・コンポーサーのワークショップに参加、自身のリードでいくつかの作品を発表する(この時期の音源は、のちにキップ・ハンラハンのレーベル=アメリカン・クラーヴェからリイシューされて再評価された)。
その後、1957年にコロンビアに入社したテオは、間もなくプロデューサーとなり、エラ・フィッツジェラルドやジョニー・マティス、セロニアス・モンクらの作品を手がけるなどして活躍。また、マイルス・デイヴィスの『Kind Of Blue』以降のコロンビア作品ほぼ全てでプロデュースを担当しており、『Bitches Brew』ほかエレクトロニック・マイルス期の諸作については、テオの編集技術なくしては成し得なかった作品として、その功績は後続アーティストにも高く評価され、影響を与え続けている。
1975年にフリーのプロデューサーとして独立以降も、ラウンジ・リザーズやロバート・パーマー、DJロジックらの作品を手がけて、非凡な才能を発揮していた。謹んでご冥福をお祈りいたします。







