PUBLIC ENEMYがアルバム制作のため、ファンに25万ドルの資金援助を要請
掲載: 2009年10月07日 22:00
更新: 2009年10月07日 22:46
ヴェテラン・ヒップホップ・グループのパブリック・エナミーが、ニュー・アルバムを作るため、ファンに資金援助を要請している。
彼らは、アムステルダムに拠点を置くセラバンドというレーベルと契約。このレーベルのビジネス・モデルは非常にユニークで、サイト上で楽曲を聴いて気に入ったら、そのアーティストのアルバム制作資金をファンが援助できる仕組みとなっている。また、レーベルが資金を捻出しない代わりに、アーティストがアルバムの所有権を持つことができ、資金援助したファンへの見返りもアーティストが決められるということだ。
セラバンドのサイト上で、パブリック・エナミーは25万ドル(日本円で約2,200万円)の資金援助を要請。希望者は、一口25ドル(日本円で約2,200円)の援助をすることができる。そして援助をしたファンは、ナンバリング入りのアルバムと収益の一部を受け取ることができるそうだ。メンバーのチャック・Dは以下のように語っている。
「セラバンドの資金捻出モデルによって、音楽ビジネスは昔みたいに戻るんじゃないかな。まずファンの行動から始まって、アーティストがそこから何かを生み出す、っていうね。音楽ビジネスは、どこかからファンを探し出すことで成り立ってる。でも、これはアーティストが、最初からファンといっしょにアルバムを作るっていう新しい方法なんだよ。こういったことが、もうすでに始まってるんだ」。
パブリック・エナミーのような大物アーティストがセラバンドと契約したのはこれが初のこと。果たして今回のチャレンジはどのような成果を生むのか、ファンならずとも注目だろう。







