NRBQの初代ギタリスト、STEVE FERGUSONががんのため死去
今年でデビュー40周年を迎えたアメリカのヴェテラン・ロック・バンド、NRBQの初代ギタリストとして知られるスティーヴ・ファーガソンが10月7日、がんのため死去した。享年60歳。長期に渡り、闘病生活を続けていたという。
1948年にケンタッキー州ルイスヴィルに生まれたファーガソンは、高校の友人だったテリー・アダムスとともにNRBQを結成し、1969年にアルバム『NRBQ』でデビュー。セカンド・アルバム『Boppin' The Blues』を発表した後、1970年にバンドを脱退。その後は自身のグループを率い、地元のルイスヴィルを拠点に音楽活動を展開した。2004年にはマサチューセッツ州ノーサンプトンにて開催されたNRBQのデビュー35周年記念コンサートに参加。また2006年には、盟友テリーとテリー・アダムス&スティーヴ・ファーガソン・カルテットを結成し、〈FUJI ROCK FESTIVAL'06〉への出演も果たした。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。