毛皮のマリーズ、メジャー初アルバム『毛皮のマリーズ』とタワレコ限定シングル“NO MUSIC, NO LIFE”を4月にリリース!　5月には全国ツアーも開催

初期パンクやグラム・ロック、サイケなどの要素が入り混じった異形のロックンロールで、インディーズ・シーンや日本各地のライヴハウスを騒がせてきた4人組、毛皮のマリーズ。彼らがメジャー・デビュー・アルバム『毛皮のマリーズ』を4月21日にリリースすることがあきらかとなった。

コロムビアへの移籍第1弾アルバムとなる本作は、AxSxE（NATSUMEN）が2曲をプロデュースしているほか、奥野真哉（ソウル・フラワー・ユニオン）やおおはた雄一といったアーティストが演奏で参加。NATSUMENのホーン隊と絡む“バンドワゴン”やベースの栗本ヒロコによる初ヴォーカル曲“すてきなモリー”などの新機軸を打ち出したナンバーを含む、これまで以上にサウンドの幅を広げた全11曲を収録しているとのこと。フロントマンの志麿遼平は今回のメジャー・デビューに際して以下のようにコメントしている。

「もし我々の音楽や主張に共感を抱いてバンドを始めた少年がいたとして、その子が数年後に〈なんだ、ロックだバンドだ言っても結局くだらねぇじゃねぇか〉という思いを絶対させてはならないといま私は強く思っています」。

「いままで本気で〈世界平和〉を託されたポピュラー音楽がありましたか?　ロックンロールはそれぐらいの器なんだと私はまだ信じています。ロックンロールはすべての願いを叶える魔法の音楽、そして人類のすべての願いが託された文化だと、私は信じています」。

また、4月7日にはアルバム未収録の楽曲を収めたタワーレコード限定シングル“NO MUSIC, NO LIFE”をリリースすることも決定。上述のコメントにも見られるような志麿の音楽に対する情熱と、タワレコのコーポレート・ヴォイスが見事に共振したナンバーとなることが期待できそうだ。

さらに彼らは、5月よりアルバムを引っ提げての全国ツアー〈Restoration Tour 2010〉を開催することも発表。5月21日（金）の東京・下北沢SHELTERを皮切りに、7月11日（日）の東京・恵比寿LIQUIDROOMまでの全7公演を予定している。衝撃的なライヴ・パフォーマンスで名を上げてきた彼らの進化した姿を観たい人は、ぜひ会場に足を運ぼう!

〈毛皮のマリーズ『毛皮のマリーズ』収録曲〉
1. ボニーとクライドは今夜も夢中
2. DIG IT
3. COWGIRL
4. 悲しい男
5. BABYDOLL
6. バンドワゴン
7. サンデーモーニング
8. それすらできない
9. 金がなけりゃ
10. すてきなモリー
11. 晩年

〈Restoration Tour 2010〉
5月21日（金）　東京・下北沢SHELTER
5月28日（金）　北海道・札幌BESSE HALL
6月4日（金）  大阪・心斎橋CLUB QUATTRO
6月12日（土）　愛知・名古屋アポロシアター
6月20日（日）　福岡DRUM SON
6月25日（金）　宮城・仙台enn
7月11日（日）　東京・恵比寿LIQUIDROOM