THE FUTUREHEADSのROSS、原点回帰の新作を語る
ポスト・パンク・リヴァイヴァルを牽引したイギリスはサンダーランド出身のロック・バンド、フューチャーヘッズ。彼らが通算4作目となるニュー・アルバム『The Chaos』を海外で4月26日にリリースする。
本作は同バンドを一気にブレイクさせたデビュー作『The Futureheads』を強く意識した作品となっており、レコーディングも彼らのホームタウンで行われた模様だ。フロントマンのロス・ミラードは、原点回帰を果たした理由について米の音楽サイト〈Spinner〉で以下のように語っている。
「ファースト・アルバムの曲をライヴでよく演奏するのは、オーディエンスが目のやりどころに困ってしまうからだ。バンドの全員が常に違う何かをやっていて、たくさんの要素が展開されていく曲なんだよ。最近の作品ではしっかりと書かれた曲に挑戦していたけど、同時に奇抜さを少し失ってしまったような気もしていたんだ。新作では、そうやって失ったものを取り戻すことができたよ」。
メンバーのハーモニーとアンサンブルにより重きを置いて作られた同アルバムには、コンパクトでポップながらも宇宙的な広がりすら感じさせる楽曲が収録されているとのこと。バンドのオフィシャルサイトでは収録曲“Heartbeat Song”のPVが公開されているので、まずはこちらをチェックしておこう。







