MATTHEW HERBERTがMAHLERの〈交響曲第10番〉を再構築
プロダクションから楽器の演奏までをひとりでこなしたという最新作『One One』を4月に発表し、今週末には〈TAICOCLUB ‘10〉への出演も決定しているエレクトロニック・ミュージック・シーンの鬼才、マシュー・ハーバート。彼が今年生誕150周年を迎えた作曲家=マーラーによる未完の大作〈交響曲第10番〉を再構築した作品『Recomposed By Matthew Herbert: Mahler Symphony X』を6月10日にリリースする。
テクノ界の重鎮であるモーリッツ・フォン・オズワルドとカール・クレイグがカラヤンの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音源を新たな形へと進化させて話題を呼んだ『Recomposed By Carl Craig & Moritz Von Oswald』に続く〈Recomposed〉シリーズの第3弾となる本作。マーラーが死の直前まで着手していたという〈交響曲第10番〉を取り上げたハーバートは、イタリア人指揮者のジュゼッペ・シノーポリが指揮するフィルハーモニア管弦楽団の同曲の演奏を棺の中に設置したカー・ラジオで再生するなど、彼独自のユニークな手法を用いて生まれ変わらせたという。
エレクトロニック・ミュージックとクラシックを奇跡的に融合させた〈Recomposed〉シリーズの続編ということで、ふたたび話題を集めることは必至。その仕上がりに期待しておこう。
〈MATTHEW HERBERT 『Recomposed By Matthew Herbert: Mahler Symphony X』収録曲〉
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