CUT CHEMIST、4年ぶりの単独作はライヴ・ミックス・アルバム
ジュラシック5のメンバーとしての活動や、DJシャドウとのコラボレーションでも知られるターンテーブリスト/プロデューサー、カット・ケミスト。彼が単独名義としては2006年の『The Audience's Listening』以来4年ぶりの作品となるライヴ・ミックス・アルバム『Sound Of The Police』を7月27日に海外でリリースすることがあきらかとなった。
KRSワンの楽曲“Sound Of Da Police”からタイトルを引用し、エチオピアのミリタリー・バンドから多大な影響を受けているという本作には、昨年に開催された映像作家のB+が主宰するレーベル=モーチラのコンサート〈Timeless〉に出演したときの模様を収録。1台のターンテーブルとミキサーにループ・ペダルというユニークなセッティングでレコードのオリジナル盤のみをプレイするというパフォーマンスを成功させた彼は、できるだけ多くの人々にその音源を聴いてほしいと考え、アルバムとしてのリリースを決めたとのことだ。
カット・ケミストのオフィシャルサイトでは、先行シングル“Disco In Addis”のフリー・ダウンロードが実施される予定。気になる人は小まめに同サイトをチェックしよう。