THE BACK HORN、新曲が劇場版〈ガンダム00〉主題歌に決定
4月に700日ぶりのシングル“戦う君よ”を発表したTHE BACK HORNの新曲“閉ざされた世界”が、「劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-」の主題歌に決定した。
「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」
メイン・ヴィジュアル (C)創通・サンライズ・毎日放送
2007年からMBS/TBS系で放送されたTVシリーズ「機動戦士ガンダム00」のファースト・シーズンに“罠”をエンディング・テーマとして提供していたTHE BACK HORN。彼らは監督の水島精二から3年ぶりにオファーを受け、“閉ざされた世界”を制作したという。同曲は8月4日にニュー・シングルとしてリリースされ、カップリングには〈「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」Supporter's meeting 2010〉キャンペーン・ソングの“警鐘”を含む2曲が収められる。9月18日より松竹系で公開される「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」は、同シリーズとしては「機動戦士ガンダムF91」以来約19年ぶりの完全新作ストーリーの映画となるだけに、彼らの楽曲も話題を集めることは間違いなさそうだ。今回の発表に際し、水島およびメンバーの松田晋二(ドラムス)と表題曲の作詞を担当した菅波栄純(ギター)は以下のようなコメントを寄せている。
「彼らの鳴らす音は、〈00〉にヒリヒリした緊張感を与えてくれる。TVシリーズの時、THE BACK HORNの音が欲しくて、彼らの持つ世界が、僕らのフィルムに必要だと感じて、オファーをした。今回、劇場版制作にあたり、もう一度彼らの音が欲しくて、ふたたびオファーをした。素晴らしい楽曲が出来て、大きな力を得れた。最高の形でフィルムに焼き付け、皆に届けねばと強く思った」(水島精二)。
「より深い楽曲を作るためには、監督の描く世界観や作品のテーマを理解することと、いま、自分たちが鳴らすべき音をしっかりと見つめることが大切だと思いました。自分たちも新たな楽曲制作の真っ最中だったので、まさにその二つが科学変化を起こせば自分たちにとっても、監督の作品にとっても大切な曲になると信じて、4人で制作を進めていきました。結果、出来上がった楽曲は、もちろん納得がいくものになったし、改めて監督と自分達の根本にあった表現のテーマみたいなものがすごく近かったんだと気付かされました。また、自分たちにとって大切な曲が生まれました」(松田晋二)。
「〈人類の傲慢さに対する警鐘〉という監督のオーダーをもらった時、人間の身勝手で捨てられ、殺されている動物たちを思い出しました。そして人間同士でも差別があり、悲しい出来事がたくさん生まれています。この歌詞に込めた思いは、閉ざされた価値観や立場の違いを越えて、相手の気持ちを理解しようとする、分かち合おうとすることが大切だ、そして僕らにはそれがきっと出来るという願いです。ぜひ聴いてみてください」(菅波栄純)。
〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010〉や〈RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010〉など、今年の夏もフェスティヴァルに引っ張りだこのTHE BACK HORN。ファンは活動の手を休めない彼らを引き続き追いかけよう。
〈THE BACK HORN “閉ざされた世界”収録曲〉
1. 閉ざされた世界
2. 真夜中のライオン
3. 警鐘
※初回限定盤封入特典
・描き下ろしワイドキャップステッカー
・00エンコードカード