ファンク界の名ギタリスト、PHELPS "CATFISH" COLLINSが死去
ブーツィー・コリンズの実兄としても知られるギタリストのフェルプス“キャットフィッシュ”コリンズが8月6日、がんのため亡くなった。享年66歳。海外メディアの報道によると、彼は以前より闘病生活を送っていたという。
弟のブーツィーと共にペースメイカーズというバンドを組んで活動していたキャットフィッシュは、70年にジェイムズ・ブラウンのバック・バンドに加入。〈ゲロッパ!〉のフレーズでお馴染み“Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine”や“Super Bad”といった楽曲でギターを担当し、その名を馳せることとなる。71年にJBと袂を分かった2人は新たにハウス・ゲスツを結成したが、間もなくジョージ・クリントン率いるパーラメント/ファンカデリックに参加。ここでも“Flash Light”などのファンク・クラシックでその腕前を発揮した。76年からはブーツィーズ・ラバー・バンドのメンバーとしても活躍し、その後もディー・ライトやフリークベースなどの作品でギターを弾いていた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。