THE DIRTBOMBS、デトロイト・テクノのカヴァー・プロジェクトを進行中
ゴーリーズのミック・コリンズ率いるガレージ・ロック・バンドのダートボムズが、デトロイト・テクノの名曲をカヴァーするプロジェクトを進めているという。
海外の音楽メディア〈Electronic Beats〉によると、彼らはアクロン・ファミリーのクリス・コルタイと共にアルバムのレコーディングを進めており、カヴァー候補曲には、カール・クレイグのユニットであるインナーゾーン・オーケストラの96年作“Bug In The Bass Bin”などが挙がっているとのこと。彼らの所属レーベルであるイン・ザ・レッドのMySpaceには、ホアン・アトキンスがサイボトロン名義で発表した“Cosmic Car”のカヴァーがアップされているほか、先月にはナンバー・オブ・ネームスのエレクトロ・クラシック“Sharevari”のカヴァーがPVと共に公開されており、これらも同プロジェクトに関連した楽曲と思われる。
デトロイトのガレージ・ロック・シーンを代表する存在として知られるミックだが、2008年にはムーディーマンとのコラボEPを発表するなど、近年はクラブ・ミュージック寄りのアプローチにも挑戦していた。アルバムのリリース時期はいまのところ未定だが、彼らのチャレンジがどのようなサウンドへと結実するのか、楽しみにしておこう。