THE MARVELETTESの元リード・シンガー、GLADYS HORTONが死去
初期モータウンを代表するガールズ・グループ、マーヴェレッツの一員として活躍したシンガーのグラディス・ホートンが1月26日、LAのナーシングホームにて死去した。享年66歳。彼女は脳卒中のため、同施設で療養中だったとのこと。
45年生まれのホートンは、10代の頃にデトロイトで学校の同級生と共に〈The Casinyets〉というグループを結成。これがモータウンの目に留まり、名前をマーヴェレッツに改めた後、61年に“Please Mr. Postman”でデビューする。同曲はモータウンにはじめて全米シングル・チャート1位の栄冠をもたらすことになり、その後も“Playboy”“Beechwood 4-5789”といったヒット曲を連発して、同レーベルが礎を築くのに貢献した。ホートンは65年までリード・シンガーを務めたが、67年に脱退した後はカリフォルニアに移住し、音楽活動からはほぼ身を引いていた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。