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PHIL COLLINS、音楽活動からの引退をふたたび表明

 

 

ジェネシスのフロントマンとしても活躍したヴェテラン・アーティストのフィル・コリンズが、UKの雑誌「FHM」のインタヴューで音楽活動から引退する意向を示した。

2008年に一度引退を表明するも、昨年モータウン楽曲のカヴァー集『Going Back』を発表し、それに伴うコンサート活動などでひさしぶりに表舞台へと舞い戻った彼。しかし、難聴や脊椎の脱臼、神経損傷など、健康面での問題が深刻化しているのに加え、現在の音楽シーンに自身の居場所はないと考えるようになり、リタイアすることに決めたという。彼はファンが自分の音楽から離れた理由について、過大評価により予想以上の成功を収めてしまったためと主張。「みんなが私のことを嫌いになったのは、別に驚くほどのことじゃないよ」「私がいなくなっても誰も悲しんだりしないだろうしね」と語っている。

『Going Back』はUKのアルバム・チャートで1位を獲得するなど、ヨーロッパを中心に世界各地で好評を博しただけに、今回の引退発言は残念なところ。また体調を戻して、シーンに帰ってきてくれることを願おう。

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掲載: 2011年03月07日 17:20

更新: 2011年03月07日 17:21