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USディスコ・シーンを代表する歌姫、LOLEATTA HOLLOWAYが死去

 

“Love Sensation”などのディスコ・ヒットで知られるUSの女性ソウル・シンガー、ロレッタ・ハロウェイが3月21日に病気のため亡くなったことがあきらかとなった。享年64歳。これは彼女のマネージャーであるロン・リチャードソンが、自身のTwitterにて発表したもの。

46年にイリノイ州シカゴで生まれたハロウェイは、ゴスペル・シンガーとして音楽キャリアをスタートさせ、70年代にアトランタのソウル・レーベルであるアウェアと契約。73年にデビュー・アルバム『Loleatta』、75年に初期の代表曲“Cry To Me”を含むセカンド・アルバム『Cry To Me』を発表する。この頃はサザン・ソウル調のディープなサウンドを主体としていたが、76年にサルソウル傘下のレーベルであるゴールド・マインドに移籍し、“Only You”“Hit And Run”といったディスコ・ナンバーを録音。80年には前述の“Love Sensation”を発表し、ビルボードのダンス/クラブ・チャートで見事1位を獲得する。その後もサルソウル・オーケストラ“Runaway”や、彼女の歌声をサンプリングしたブラック・ボックス“Ride On Time”、マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ“Good Vibrations”など数々のダンス・クラシックに関わり、そのパワフルな歌唱でフロアを彩り続けてきた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

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掲載: 2011年03月23日 18:30

更新: 2011年03月24日 10:20