古谷実のコミック「ヒミズ」が実写映画化! 監督は「冷たい熱帯魚」の園子温
漫画家の古谷実の代表作「ヒミズ」が、実写映画化されることがあきらかとなった。
「ヒミズ」は、2001年から2003年にかけて週刊ヤングマガジンで連載されていた作品。当時「行け! 稲中卓球部」などのヒットにより、ギャグ漫画家として人気を集めていた古谷が、それまでの路線を覆すシリアスかつダークな作風を展開してファンに大きな衝撃を与えた、彼のキャリアにおける転換点ともなった問題作だ。
映画版の監督および脚本を担当するのは、「自殺サークル」「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」などで知られる園子温。死の匂いを感じさせるハードな作品を撮り続け、世界的にも高い評価を得ている奇才が、「ヒミズ」をどのようなかたちで映画化するのか期待が募るところ。映画の公開は2012年を予定。製作プロダクションのstudio3のオフィシャルサイトでは、同映画のエキストラを募集しているので、我こそはと思う人はぜひエントリーしよう。