STUFFのメンバーとして知られる名ギタリスト、CORNELL DUPREEが死去
スタッフのメンバーやスタジオ・ミュージシャンとして活躍したギタリストのコーネル・デュプリーが、5月8日に亡くなったことがあきらかとなった。享年69歳。複数の海外メディアが訃報を伝えているほか、彼と同じくスタッフのメンバーだったドラマーのスティーヴ・ガッドも、Twitterで彼の逝去を報告している。
アトランティックのスタジオ・ミュージシャンとして60年代より活動をはじめたデュプリーは、これまでに2,000以上のセッションに参加。キング・カーティスやアレサ・フランクリンのバック・バンドにも在籍し、ダニー・ハサウェイ『Live』などの作品にそのプレイを残す。70年代には前述のガッドやエリック・ゲイル、リチャード・ティーらと共にスタッフを結成し、フュージョン・バンドを代表する存在として数多くの名盤を発表。また、ソロ・アーティストとしても活躍し、ジャズやファンク、ソウル、ブルースといったジャンルを横断する演奏で、多くのファンを魅了してきた。
彼は近年、肺の病気のため闘病生活を続けており、今年3月にはNYでベネフィット・コンサートが行われたばかりだった。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。