米フェス〈Rock The Bells〉でNAS、CYPRESS HILLらが名盤再現ライヴ

左から、NAS、CYPRESS HILL

ヒップホップ／R&B系のアーティストが集うUSの音楽フェス〈Rock The Bells 2011〉が、8月から9月にかけて開催されることがあきらかとなった。

今年はLA、サンフランシスコ、NY、ボストンの4都市を巡回する同フェス。ヘッドライナーには、昨年スペシャル・ゲスト枠で登場したローリン・ヒルをはじめ、ナズ、エリカ・バドゥ、サイプレス・ヒルの4組が登場。ローリンは98年作『Miseducation Of Lauryn Hill』、ナズは94年作のファースト・アルバム『Illmatic』をアズ、ピート・ロック、DJプレミアと共に、サイプレスは93年作の『Black Sunday』をステージ上で再現することとなる。

ほかにも、メンバーのプロディジーが刑期を終えてひさびさに活動を再開するモブ・ディープは95年作『The Infamous』、モス・デフとタリブ・クウェリによるブラック・スターは98年作『Black Star』、レイクォンとゴーストフェイス・キラーの名コンビは前者の95年作『Only Built 4 Cuban Linx...』、ジニアスことGZAは同じ95年作『Liquid Swords』、ブート・キャンプ・クリックの中核グループであるブラック・ムーンは93年作『Enta Da Stage』、ハイエログリフィックス所属のソウルズ・オブ・ミスチーフは同年作『93 'Til Infinity』と、多数の人気アクトが代表作の再現ライヴを実施。さらに、カレンシーやマック・ミラー、ビッグ・K.R.I.T.、フレディー・ギブスら、今後のブレイクが期待されるラッパーもラインナップに名を連ねており、最終的には全4ステージで30以上ものアーティストが出演するとのことだ。

新旧のUSヒップホップ・シーンの旨みが一気に堪能できそうなこのイヴェント。各公演の日程といった詳細はオフィシャルサイトにて確認をどうぞ。