USのヴェテラン・ロック・バンド、R.E.M.が解散を発表

USのヴェテラン・ロック・バンド、R.E.M.が解散を発表した。

これは、彼らのオフィシャルサイトにて昨日9月21日付でアナウンスされたもの。バンドは「ファンと友人たちへ。R.E.M.として、そして生涯の友人や共謀者として、僕たちはバンドを終わらせることに決めた。自分たちが成し遂げてきたことに対する大きな感謝と終了感、そして驚きの気持ちを持って立ち去ろうと思う。僕たちの音楽を聴いて感動したというすべての人に、深い感謝を捧げる」とのメッセージを寄せている。さらに、サイトにはメンバー全員のコメントも掲載されており、フロントマンのマイケル・スタイプは「ファンには、これが簡単な決断ではなかったことを理解してほしい。でも、すべてのものは終わりを迎える。僕たちはそれを正しく、自分たちのやり方で行いたかった」と綴っている。

80年にマイケル、ピーター・バック、マイク・ミルズ、ビル・ベリーの4人によってジョージア州アセンズで結成されたR.E.M.は、カレッジ・ロック・シーンの旗手として頭角を現し、83年にファースト・アルバム『Murmur』を発表。97年にビルが脱退するも残りのメンバーで活動を続け、今年3月にリリースした最新作『Collapse Into Now』まで、計15枚のオリジナル・アルバムを残した。2007年には〈ロックの殿堂〉入りを果たすなど、名実共にUSを代表するバンドとして活躍してきた。