鶴、松田翔太主演映画「アフロ田中」主題歌“夜を越えて”をもってアフロ卒業
埼玉・鶴ヶ島出身のアフロで陽気な3ピース・バンド=鶴が、2012年2月18日に公開予定の映画「アフロ田中」の主題歌を担当することがあきらかとなった。
松田翔太演じる田中広(映画「アフロ田中」より)
「アフロ田中」は、ビッグコミックスピリッツで連載中ののりつけ雅春による人気コミック・シリーズを実写化したもの。松田翔太演じる主人公の田中広が、仲間の結婚式までに彼女を作ろうと奮闘するユーモラスなストーリーとなっており、ヒロイン役の佐々木希をはじめ、インパルスの堤下敦、原幹恵、吹越満、辺見えみり、リリー・フランキーといった豪華キャストが脇を固めている。これまで〈鶴とさすらいアフロ田中〉名義でのコラボ盤を発表するなど同シリーズと縁の深い鶴は、映画に2012年2月に発売予定の新曲“夜を越えて”を提供。メンバーの秋野温(ヴォーカル/ギター)は今回の起用に伴い以下のコメントを寄せている。
「ありがたいです。アフロをやってきて一番よかったことがこの映画〈アフロ田中〉の主題歌に選ばれたことと言ってもいいかもしれません。ずっと読んでた漫画なのでその映画に自分達の曲が選ばれることに幸せを感じています。主人公の田中君に共感できる部分がたくさんあって、結構自分とかぶっていると感じていたので曲の方向性は悩むことなくすぐ決まりました。田中君のあのしがない感じがとてもわかります。だって自分と一緒なんだもん」。
さらに鶴は、今回の主題歌を彼らの活動の集大成と位置付け、以降はアフロヘアを卒業する方針とのこと。メンバーは「(アフロは)我が子のようにかわいい存在です。共に苦労し、共に泣いたりしたが、最高に楽しい時間をいつも一緒だったのがアフロだった。本当にありがとう」とアフロへの感謝を述べると共に、秋野は坊主、笠井快樹(ドラムス)はさらさらストレート、神田雄一朗(ベース)は80年代のビリーシーン風と、早くも3人それぞれの新ヘア・スタイルを模索していることも明かしている。なおバンドのUSTREAM公式チャンネル〈tsuruTV〉にて、本日10月14日21:00より重大発表とアフロ引退の記者会見が中継されることも決定しているので、ファンはチェックをお忘れなく!