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USのラッパー/プロデューサー、ヘヴィーDが44歳の若さで死去

 

数々のヒット曲を手掛けたことで知られるUSのラッパー/プロデューサー、ヘヴィーDが11月8日、ビバリーヒルズの自宅で倒れ、病院に搬送されたがそのまま亡くなった。享年44歳。死因についてはまだあきらかとなっていない。

NYで育ったヘヴィーDは、87年に自身が率いるヘヴィーD&ザ・ボーイズのファースト・アルバム『Living Large』をアップタウンから発表してデビュー。巨漢から繰り出されるタイトかつ野太いラップで注目を集め、テディ・ライリーがプロデュースした“We Got Our Own Thang”やアーロン・ホールをフィーチャーした“Now That We Found Love”などの人気曲を世に送り出す。90年代に入ってからも、ジャネット・ジャクソン“Alright (Remix)”やマイケル・ジャクソン“Jam”といった楽曲にラップで参加するなどして知名度を上げ、俳優業にも挑戦。一時は音楽活動から遠のいていたが、2008年に全編レゲエのソロ・アルバム『Vibes』を発表。今年に入ってからも結果的に遺作となった新作『Love Opus』をリリースし、先月には〈BET Hip Hop Awards 2011〉のセレモニーでパフォーマンスを披露したばかりだった。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2011年11月09日 12:50