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ザ・フーの名作を題材とした「トミー」の映画監督、ケン・ラッセルが死去

 


「トミー コレクターズ・エディション」ジャケット画像

ザ・フーのロック・オペラ作品『Tommy』を題材とした「トミー」を撮ったことで知られるUKの映画監督、ケン・ラッセルが11月27日、入院先の病院で亡くなったことがあきらかとなった。享年84歳。

TVドキュメンタリーの仕事などを経て映画監督になったラッセルは、「チャタレイ夫人の恋人」といった作品で有名なD.H.ローレンスの小説を原作とする69年公開の映画「恋する女たち」でアカデミー賞にノミネートされて名声を獲得。75年公開のミュージカル映画「トミー」では、主人公のトミー役を演じたロジャー・ダルトリーをはじめ、その他のザ・フーのメンバーやエルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ティナ・ターナーといったミュージシャンを役者に起用して『Tommy』の世界を映像化し、大きな成功を収めた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2011年11月29日 14:20