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〈ゴーゴー〉の生みの親、チャック・ブラウンが75歳で死去

 

 


〈ゴッドファーザー・オブ・ゴーゴー〉として知られるギタリスト/シンガーのチャック・ブラウンが5月16日、メリーランド州ボルチモアの病院で死去。享年75歳。肺炎で入院していた彼は敗血症を合併し、帰らぬ人になったという。

60年代からミュージシャンとして活動していたブラウンは、ファンクやソウルにさまざまな要素を採り入れ、パーカッションを強調したスタイルであるゴーゴーの基礎をワシントンDCで確立。72年の“We The People”を皮切りに、ヒップホップ・ナンバーのサンプリング・ソースとしても有名な“Blow Your Whistle”“Ashley’s Roach Clip”など次々とヒットを飛ばし、78年暮れにチャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ名義で発表した“Bustin' Loose”はビルボード・チャートで1位を獲得した。その後も精力的に活動を続け、2007年のオリジナル・アルバム『We're About The Business』も好セールスを記録するなど、今年4月に体調を崩して入院するまで現役を貫いた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2012年05月17日 12:23