元フリートウッド・マックのボブ・ウェルチが死去、警察は自殺と説明

ボブ・ウェルチ 『French Kiss』ジャケット画像

フリートウッド・マックの元メンバーとして知られるUSのミュージシャン、ボブ・ウェルチが、先日6月7日にナッシュヴィルの自宅で亡くなっているところを妻によって発見された。享年66際。健康問題を抱えていたというウェルチの遺体には胸の部分に銃創があったほか、遺書が残されており、地元警察は銃による自殺と説明している。

LAを拠点に活動したバンド、セヴン・ソウルズの一員としてキャリアをスタートしたウェルチは、71年から74年にかけてフリートウッド・マックにヴォーカリスト／ギタリストとして加入。『Future Games』『Bare Trees』『Penguin』『Mystery To Me』『Heroes Are Hard To Find』という5枚のオリジナル・アルバムの制作に参加し、ソングライターとしても多くの楽曲を残した。バンド脱退後も自らのグループであるパリスやソロでの活動を展開した彼は、ヒット作となった初ソロ・アルバム『French Kiss』を77年に発表。近年はフリートウッド・マック時代のナンバーなどを再録音したアルバム『His Fleetwood Mac Years & Beyond』などをリリースしていた。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。