YUKI、新曲“わたしの願い事”が「映画 ひみつのアッコちゃん」主題歌に
今年でソロ・デビュー10周年を迎え、5月6日には東京ドームでアニヴァーサリー・ライブ〈SOUNDS OF TEN〉を実施するなど、精力的な活動を展開しているYUKI。彼女の新曲“わたしの願い事”が、9月1日公開の「映画 ひみつのアッコちゃん」の主題歌に起用されることがあきらかとなった。
「映画 ひみつのアッコちゃん」メイン・ヴィジュアル
(c)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
赤塚不二夫のコミックを原作に、3度に渡ってTVシリーズが放送されるなど、日本中に大ブームを巻き起こした「ひみつのアッコちゃん」。誕生50周年記念イヤーとなる今年に綾瀬はるかの主演で初の実写映画化が実現し、この作品をYUKIの人生観と重なり合うような言葉が並ぶゆるやかなメロディーのミディアム・ナンバー“わたしの願い事”が彩ることとなる。
「映画 ひみつのアッコちゃん」場面写真
(c)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
この映画版では、魔法のコンパクトで22歳のオトナに変身した小学生のアッコが化粧品会社のエリート社員・尚人にスカウトされ、同じ会社でアルバイトを始めるところから始まるオリジナル・ストーリーが展開。〈テクマクマヤコン〉の呪文はそのままに、アッコ役の綾瀬がフィギュアスケーターやCA、バイクレーサー、OL、ナースなどさまざまな姿に変身する。彼女の初恋の相手となる尚人は若手俳優の岡田将生が演じ、大人に変身している時だけしか一緒にいられないタイムリミットがある恋や、ピュアに人を想う気持ちに胸キュン必至の内容とのこと。
“わたしの願い事”は、7月4日に行われた全国ツアー〈BEATS OF TEN〉の神奈川県民ホール公演で初披露。大歓声に包まれた同ライヴのアンコールにスワロフスキーが裾に付けられたミニスカートのドレスで登場したYUKIは、“わたしの願い事”を「秘密の新曲です」と紹介。「大人って何だろうと思って書いた曲です」と楽曲に込めた想いを話し始め、「大人って年齢のことなのか、どこまでいったら大人なのかと思っていたけれど、大人は花のように咲いて、花のように舞って、風のように周りにいて、いつでもご機嫌でいられる人が大人なのかなと最近思うようになった。その思いが歌にできて嬉しいです。早く歌いたくてしょうがなかった」と、穏やかな表情で語ったという。
YUKIが“わたしの願い事”を歌い始めると会場は凛とした空気に包まれ、場内を埋め尽くしたファンは彼女の願いが刻まれた新曲に聴き入ったという。歌い終えたYUKIは、「初めて歌うから緊張しました」とホッとした表情になり、その後「私は歌詞に願いや希望を書いています。そこに近づけるように、これからも作品を作り続けたいと思います」と、YUKIとして歌うべき歌を届け続けることをファンの前で誓ったとのこと。現時点では“わたしの願い事”のCDリリースはアナウンスされていなので、ファンは続報にご注目を!
YUKI コメント
脚本と映画を拝見してからの曲作りとなりました。主演のお二人が大好きなので、主題歌のお話を頂けて光栄です。ありがとうございます。
世界を変えるのではなく、自分を変える。
笑い皺でいっぱいの、大人が増えるといいですね。
それが私の、希望と願いです。
綾瀬はるか コメント
試写で、はじめて主題歌を聞きましたが、YUKIさんの歌詞も歌声も作品にぴったりで、物語の中に込められた様々な思いが、歌の力を借りてスクリーンから飛び出し、広がっていく様な気がしました。素敵な歌をありがとうございます。