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LinQ、ライヴの人気曲連発! リキッド公演〈ム・リ・シ・マ・シ・テ〉1日目レポ

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

九州は福岡を拠点に活動し、2011年4月のデビューから目を見張るほどの快進撃でその名を全国区へと広めている30人超の大所帯アイドル・グループ、LinQ。これまでもたびたび関東圏に訪れてライヴを行い、目の肥えたアイドル・ファンからの支持を集めてきた彼女たちが、今度は東京・恵比寿LIQUIDROOMでの2日間連続公演〈TOWER RECORDS Presents LinQ東京ワンマン2days~ム・リ・シ・マ・シ・テ~〉に挑戦! その1日目が先日7月17日に実施された。

今年3月に代官山UNITでのワンマン・ライヴを大成功させたとはいえ、そこよりもかなりキャパの大きいLIQUIDROOMでの2デイズというのは、デビューから1年少しのグループにとってはやはり異例のこと。それは〈ム・リ・シ・マ・シ・テ〉という公演タイトルにも表れているが、そこはより大きな成功を目指してチャレンジを続ける上昇志向の彼女たち。会場には、そんな心意気に共感したのであろうファンが、彼女たちの挑戦を見届けるべく多数駆けつけていた。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

暗闇のLIQUIDROOMに観客の熱気が満ちるなか、ついに「私たちLinQが笑顔の架け橋になれますように」「ここにLinQ! ハートにLinQ! みんなにLinQ! Love in 九州!」というコール&レスポンスが始まり、お馴染みの開演テーマ“LinQ Theme”に続けて純白の衣装を纏ったメンバーが登場。今回の遠征に参加しているのは秋山ありす、天野なつ、一ノ瀬みく、上原あさみ、奥村ゆい、岸田麻佑、坂井朝香、桜愛美、城崎はるな、杉本ゆさ、高木悠未、原直子、姫崎愛未、福山果奈、舞川あや、松村くるみ、瑞稀もえ、桃咲まゆ、山木彩乃の19名。最初は全員が後ろを向いて期待感を煽り、Zepp Fukuokaでのデビュー1周年記念公演に合わせて作られたキュートなトンコツ賛歌“とんこつこつ”でライヴをスタート! センターのゆうみんが「もっともっと大きな声でー!」と煽りたてながら、エアギターやネコ耳ならぬブタ耳(?)っぽいポーズも取り入れたキャッチーなダンスで、華やかに盛り上げる。そのまま全員でライヴの鉄板曲“for you”へと流れ込み、客席は「そいや! そいや!」といったコールや間奏での手拍子で早くも一体に!

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

メンバーそれぞれの自己紹介に続いて、彼女たちのファースト・シングルでもある地元愛いっぱいの人気曲“ハジメマシテ”を披露。ブラス風のシンセが爽やかに盛り立てるこのナンバーだが、今回は途中から夏っぽいトロピカルな曲調に変化。終盤の〈ハ・ジ・メ・マ・シ・テ〉コールを〈ム・リ・シ・マ・シ・テ〉に差し替えるなど、聴き馴染みのある楽曲がいつもと違ったアレンジで楽しめるのもライヴの醍醐味だろう。続いて、ステージに残ったみくりんら6人が“Let's Feel Together”で躍動感に溢れたダンスを披露すると、代わって登場した制服姿のLinQ Qtyが“さくら果実”を歌唱。その次は、何故かあーたんのムチャ振りでゆうみんがブリッジしながらLinQ Ladyを呼び込み、くびれの見えるセクシーな衣装に身を包んだ彼女たちが“Fighting Girl”“Pretty Woman”でオトナの魅力を発揮する。グループ内に趣向の異なる2つのユニットが存在することもあり、さまざまなタイプのパフォーマンスに触れることができるのもLinQのステージの特徴だ。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

バトンタッチでふたたび現れたQtyは、先ほどの赤の制服&黒リボンから紺のベスト&ネクタイ姿に衣装チェンジ。切ないサウンドにゆるふわなラップが乗る“きもち”で甘酸っぱい気持ちを演出すると、続く“なう。”では恋する女の子のドキドキをポップなサウンドと共に元気良く歌う。そして制服に着替えたLady組を交えての“手をつないで”を挟んで、突然Lady組とQty組による〈ぐるぐるバット〉ならぬ〈ぐるぐるアンブレラ〉対決に突入! 傘を軸に10回まわった後に、司会のゆうみんからのムチャ振りに上手く応えた人が勝ちとなるこのゲーム。1回戦はゆさぽよとあーたんが“Fighting Girl”のダンスに挑戦するも、あーたんが完全に目を回してLadyのゆさぽよが圧勝! なつちゃんとももまゆによる2回戦は、きしまゆの自己紹介ネタである片足上げなどでなつちゃんが善戦するも、ももまゆの方が可愛らしかったというゆうみんの独断によりQty側が勝利。そして最後の3回戦では、ゆんさまともえぴーが“for you”のダンスで互いに健闘して勝負は引き分けに。決着は2日目に持ち越し?

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

そしてライヴはいよいよ佳境、舞台には銀色&ラメラメの新コスチュームを纏った19人のメンバーが勢揃いし、本日7月18日にリリースされた待望のニュー・シングルより“シアワセのエナジー”をパフォーマンス。キラキラと輝くダンサブルなアップ・チューンで会場のボルテージを引き上げると、さらに人気曲“カロリーなんて”を投入して一気に加速! ファンも大合唱で応酬し、最後は〈うりゃほい〉コールで大熱狂のうちに終了した。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

もちろんコレで終わるわけがなく、興奮冷めやらぬオーディエンスから、「替ーえ玉!」「もう一杯!」というLinQならではのアンコールが発生。それに応えた彼女たちは、全員でタオルを片手に“Shining Star”を熱唱。サビの部分ではメンバーとファンが一丸となってタオルを振り回し、会場の高揚感をどこまでも高めていく。そしてこの日の本当のラストとなったのは、ニュー・シングルのもう一方のタイトル曲“祭りの夜~君を好きになった日~”。和太鼓をイメージしたイントロ部分から、ソカ風の高速ビート、さらに音頭へと変化していく異色のダンス・ナンバーでエモーショナルに盛り上げて大団円を迎えた。

 


Photo by Kayoko Yamamoto

 

定期公演や日々のレッスンで実力を磨き、歌やダンスのレヴェルも格段にアップしている彼女たち。LIQUIDROOMワンマンの1日目はライヴの定番曲を惜しげもなく連発した鉄板のセットリストだったが、何と本日の公演はそれとはまるで違った曲目でのパフォーマンスになるとのこと。しかもUSTREAM配信も予定していないので、そのステージを体験できるのは当日会場に来た人のみ! 東京では初披露の楽曲も盛り込まれているとのウワサなので、LinQとリンクしたいファンはぜひLIQUIDROOMに足を運ぼう!

★TOWER RECORDS LIVE INFORMATIONはこちらから

 

〈TOWER RECORDS Presents LinQ東京ワンマン2days~ム・リ・シ・マ・シ・テ~〉 @ 東京・恵比寿LIQUIDROOM 2012.07.17
1. とんこつこつ
2. for you
3. ハジメマシテ
4. Let's Feel Together
5. さくら果実
6. Fighting Girl
7. Pretty Woman
8. きもち
9. なう。
10. 手をつないで
11. シアワセのエナジー
12. カロリーなんて
【アンコール】
1. Shining Star
2. 祭りの夜~君を好きになった日~ 

 

〈TOWER RECORDS Presents LinQ東京ワンマン2days~ム・リ・シ・マ・シ・テ~〉
日時/会場:7月18日(水) 東京・恵比寿LIQUIDROOM
開場/開演:18:00/19:00
出演メンバー:
天野なつ、上原あさみ、奥村ゆい、岸田麻佑、桜愛美、城崎はるな、高木悠未、姫崎愛未、松村くるみ、瑞稀もえ、秋山ありす、一ノ瀬みく、坂井朝香、杉本ゆさ、原直子、桃咲まゆ、山木彩乃、福山果奈、舞川あや
チケット代:3,000円(税込/ドリンク代別)
問い合わせ:ホットスタッフプロモーション(03-5720-9999)

【即売イヴェント(サイン&握手会)】
日時:7月18日(水) 販売 14:00~/サイン&握手会 14:30~17:00(予定)
※即売イヴェントには、ライヴチケットをお持ちでない方もご参加いただけます。 

カテゴリ : ニュース | タグ : 女性アイドル

掲載: 2012年07月18日 13:00

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