コットンマウス・キングスの元メンバー、マスクマンのパカリカが死去
パカリカ在籍時のコットンマウス・キングス(右から3番目がパカリカ)
コットンマウス・キングスの元メンバーとして知られるパカリカことパトリック・コクランが8月11日、ぜん息の発作に伴う心停止のため亡くなった。享年42歳。彼は発作のため集中治療室に運ばれたが、そのまま帰らぬ人になったという。
マスク姿がトレードマークのパカリカは、MCやDJなどで構成されたバンドにおいて〈ヴィジュアル・アサシン〉という特殊な役割を担い、ステージではダンスなどを披露。個性的なキャラクターでファンからも愛されていたが、近年はコットンマウス・キングスの活動から離れていた。フロントマンのブラッド・ダディ・Xは彼の訃報について、「パトリック“パカリカ”コクランは、とてもユニークで特別な人だった。私たちはいっしょに世界中を旅して回り、数百回ものショウを共にしてきた。その思い出と経験は、私たちの心と魂に永遠に生き続けることだろう」といった声明文を発表している。
なお、バンドのYouTube公式チャンネルには、彼に捧げるヴィデオとして、先ごろリリースされたニュー・アルバム『Mile High』の収録曲“Mr. Cali Man”のPVがアップされている。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。