マス・ロック×叙情的な〈歌〉! ポッグカウチナゲット新作が〈タワレコメン〉に
マス・ロック譲りの高度かつ複雑なアンサンブルと、日本語にこだわった叙情的な〈歌〉を融合させたサウンドで人気を集める千葉発の5人組バンド、ポッグカウチナゲット。彼らにとって2年8か月ぶりの音源となるセカンド・ミニ・アルバム『夜のとなりに笑い声を』が1月23日にリリースされる。
バンドが立ち上げたレーベル〈newtown record〉からの登場となる本作は、タワーレコードでも渋谷店、福岡店、横浜モアーズ店、広島店のスタッフがこぞって推薦したことでオススメ・アイテム〈タワレコメン〉に決定し、全店で大きく展開する1枚。タイトな演奏の上にエモーショナルで耳馴染みのよい歌声が広がる“ライナー”、緊迫したグルーヴを高いテンションで貫く“途中の最中”、古谷実によるコミック「ヒミズ」の最終話のタイトルを引用した“おろか者”など、彼らが自分自身と向き合い、喜怒哀楽を素直に表現したという計7曲が収められている。
なお、タワーの対象店舗で『夜のとなりに笑い声を』をお買い上げいただいた方には、特典としてライヴ招待券やリミックス音源などをプレゼント。特典の内容はショップにより異なるので、詳細はポッグカウチナゲットのオフィシャルサイトにてご確認を。
〈ポッグカウチナゲット 『夜のとなりに笑い声を』収録曲〉
1. ライナー
2. 途中の最中
3. ニュータウン
4. おろか者
5. めくるめく
6. インスタント
7. Timely
タワーレコード スタッフ推薦コメント
2004年結成、千葉、都内中心に活動中、前作より2年8ヶ月ぶりとなる2ndミニアルバム。叙情的でエモーショナル、飽きさせない楽曲展開に、日本語で綴られた歌。The band apart好きから残響系サウンド好きにオススメ、広くはギターロック好き、変拍子系ポストロック好きにもプッシュしたい作品です。a flood of circleの佐々木氏もレコメンドしています。 (渋谷店 御前)
people in the box好きにおすすめなマスロック的一枚。ギターとリズムは複雑な感じですが、メロディーはポップで耳に残ります。変拍子連発の楽曲ばかりかと思いきやスピーディーなロックナンバーやじっくり聞かせる曲もあったりバラエティーに富んだ一枚です。 (福岡店 牟田)
マスロックと激情エモをクロスオーバーさせた実力派! 複雑でテクニカルな演奏・アレンジと、それが自己満足で終わることの無い普遍性を兼ね備えた(聴きやすい歌メロ)バランスの良い音。People In The BoxやToe好きにササる一枚です。 (横浜モアーズ店 山田)
上に同じですが...中毒性の高さは尋常じゃないです。緻密で繊細で複雑。ボーカルのエモさ。あと、和心。日本人の繊細なとこが音になったかのようです。Cinemastaff、People好きに。残響好きにはストライク!! (広島店 加納)
佐々木亮介(a flood of circle) コメント
もう何年前だったか覚えてないけど、 あの日出会ったポッグカウチナゲットは確かに〈体中が嫌気だらけ〉だった。野良猫のようだった。誰にも魂を譲らず、鋭く周りを睨みつけながら、凛としていた。それから時間が経って久々に新しい音源を聴いて、俺は嬉しくなった。とても孤独でとてもタフで、そしてとても美しいアルバムだと思った。形を変えるほど場所を変えるほど転がり続けるほど、ロック・バンドは強く美しくなるものだと俺は信じているのです。だから、今が史上最強のポッグカウチナゲットなのだ。