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矢口史靖監督最新作『ダンスウィズミー』、三吉彩花とムロツヨシがデュエットで美声を披露。27テイクも挑んだ変顔ありの歌唱シーン公開

ダンスウィズミー

8月16日の日本公開に先んじて世界の映画祭で上映され、上海国際映画祭正式上映、トロント日本映画祭で「特別監督賞」と「観客賞」をダブル受賞、モントリオールファンタジア国際映画祭でも「観客賞」を受賞し、世界中から注目されている、矢口史靖監督最新作『ダンスウィズミー』。今回、「ミュージカル嫌い」のヒロイン 静香を演じる三吉彩花と「こズルい調査員」の渡辺を演じるムロツヨシがデュエットで美声を披露し、27テイクも挑んだ変顔ありの歌唱シーンが公開された。

映画『ダンスウィズミー』変顔デュエット編 本編クリップ【HD】2019年8月16日(金)公開

催眠術で音楽が聴こえると歌い踊り出すカラダになってしまった静香は、元のカラダに戻るため「インチキ催眠術師」のマーチン上田(宝田明)を追い遠路はるばる北海道へ。そこで明らかとなった渡辺の秘密に大激怒。怒りをぶつけるも、逆に開き直る渡辺。静香は愛想をつかし、その場を立ち去ろうとするが、駅の時計が15時を指した瞬間、童謡“浜辺の歌”が流れ始めてしまう。音楽が聴こえた静香は思わずカラダが反応し、つい渡辺の前で歌い出してしまう。

いきなりの大熱唱に渡辺は「ちょっと、ちょっと」と止めようとするが、かまわずに遠くを見つめ気持ち良く歌い続ける静香。音楽が終わるとすぐに「げっ……」という気まずい顔を見せた静香だが、異変に気づいた渡辺は、「もしかして?」と呼び掛け、“浜辺の歌”の一節を美声とともにアカペラで歌い出す。静香の複雑な気持ちと裏腹に、渡辺の生歌に反応しまたもや熱唱。渡辺が歌うのをやめると「まずい!」と逃げ出そうとする静香だが、再び歌い出す渡辺につられて満面の笑顔でまた歌い出してしまうのだった。「ミュージカル体質」になってしまったことがばれた静香は思いっきりしかめっ面を見せ、渡辺は「マジか!」と一声。果たして静香は無事元のカラダに戻れるのか。

静香が最後に見せるしかめっ面は、矢口監督のOKがなかなか出ず、最終的には27テイクも撮影を行ったという三吉にとって鬼門となったこのシーン。OKな顔がわからずドツボにはまる三吉を見かねた矢口監督が、ムロツヨシにしかめっ面のお手本をお願いすると「これが撮りたい!」と、なんと1発OKに。なんとも言えないムロツヨシの表情をべた褒めしたとのことだが、これについて三吉は「お手本としてムロさんが変顔を見せてくれたんですけれども、私ムロさんと同じ顔じゃないからわからない! って思ってました」と憤慨していたことを後日監督へ直接ぶつけている。

ムロツヨシは、主演を堂々と務めた三吉に対し「すべてを吸収しようとしていて明るくて素直でいいなと思いました。そんな三吉さんを支えようと思っていたのですが実際に支えられたのは、プライベートで海鮮丼と焼き肉を食べに行ったときですかね。ご飯2回分をごちそうしたのでそこは支えられました」と冗談を織り交ぜつつも真摯な姿勢で撮影に臨んでいた三吉を絶賛している。

笑いとハッピーに包まれ世界中を熱狂させている『ダンスウィズミー』公開まであと少し。かつてないコメディ・ミュージカルが日本の夏を鮮やかに彩る。公開をお楽しみに。

 

▼映画情報
『ダンスウィズミー』
8月16日(金)全国ロードショー
出演:三吉彩花 / やしろ優 / chay / 三浦貴大 / ムロツヨシ / 宝田明
原作・脚本・監督:矢口史靖(『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』、『ハッピーフライト』)
企画・制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会
■公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/dancewithme/

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画

掲載: 2019年08月15日 08:00