映画『ジョーカー』、興行収入20億円突破&日本でアメコミ映画7年ぶり2週連続No.1の快挙。聖地巡礼者も続出中
孤独だが心優しかった男が「悪のカリスマ」に変貌していく衝撃のサスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』が、公開から12日間で早くも興行収入20億円を突破した。なお、日米では2週連続No.1を記録している。
米サイト「Box Office Mojo」(10月14日付)によると、10月11日~13日で5,586万1,403ドル(60億5,430万円)を記録。世界興行収入は5.4億ドル(590億円)を超えており(10月14日付「Box Office Mojo」調べ ※1ドル=108.38円換算)米、映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」のオーディエンス・スコアも90パーセントと非常に高い満足度を維持し続けている。
爆発的な大ヒット快進撃となっている日本でも週末ランキングで2週連続のNo.1を記録。日本において、アメコミ映画が2週連続No.1になるのは、『アメイジング・スパイダーマン』以来7年ぶりと異例の快挙となった。3連休の週末は10月12日、13日と台風による荒天で閉館する映画館が相次ぐなか、連休最終日の10月14日は今月初週末の日曜日の興収対比94.41パーセントと2週目にもかかわらず、1週目から落ちのない興行となった。
そして、これまでの日本でのDC映画の興行収入記録『ダークナイト ライジング』(最終興収19.8億/2012年)、コアファンのリピーターが多かった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(同18.1億/2015年)の最終興行収入を公開後11日目で超え、その勢いはさらに加速。公開12日間で、動員数1,415,587人、興行収入2,086,726,500円と早くも20億円を突破した。DC映画史上最速となるスピードで拡大し続けている『ジョーカー』旋風は、DC映画ファンやリピーターの枠を超え、ジョーカーを初めて知る幅広い層の観客に受け入れられた結果だろう。映画の歴史を変えるほどの圧倒的な作品力且つ唯一無二の鑑賞後の余韻から、公開日から早くもリピーターとなった人の声も続々とSNS上を飛び交っている。
さらに、早くも映画館を超えた『ジョーカー』の現象が始まっている。劇中で印象的に何度も登場する「階段」がブームになっているのだ。映画の冒頭で、アーサーがくたびれた様子で足を引きずるようにして上る「階段」。監督、製作、脚本を担当したトッド・フィリップスが、「アーサーは世の中の苦労をひとりで背負うかのように“重い足取り”で歩く。ところが、後のシーンで階段を下るアーサーはまるで別人のようだ。身のこなしも、まったく違う」と語るその階段が注目を浴び、Googleマップでは「Joker Stairs」と登録され、この階段の場所に足を運び、ジョーカーと同じポーズで撮影した写真をSNSに投稿する「聖地巡礼者」が続出している。
映画鑑賞の枠をも超えて社会現象となっている本作。世界中で『ジョーカー』旋風が巻き起こり、今後どこまで成績を伸ばし続けるのか期待が高まるばかりだ。
▼公開情報
『ジョーカー』
絶賛公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画
掲載: 2019年10月17日 14:01