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竹内まりや、2014年発表のオリジナル・アルバム『TRAD』サブスク配信開始。ワーナー・ムーンレーベル移籍後のオリジナル作品配信は初

TRAD

竹内まりやが2014年にリリースしたオリジナル・アルバム『TRAD』が、本日3月20日より各サブスクリプション型音楽ストリーミング・サービスにて配信が開始された。

『TRAD』は竹内まりやの通算11枚目となるスタジオ・アルバム。全体に漂う普遍性から、時代を問わないという意味を込めて「TRAD」と名付けられた本作は紅白歌合戦にて歌唱された“いのちの歌”をはじめ、“縁の糸”、“ウイスキーが、お好きでしょ”、“たそがれダイアリー”、“Dear Angie ~あなたは負けない”、“Your Eyes”、“アロハ式恋愛指南”、“静かな伝説”など、ドラマや映画の主題歌、CMソングなど、バラエティに富んだ楽曲が収録され、累計売り上げは30万枚を突破、発売当時のランキングでは1位を獲得した名盤である。

竹内まりやのオリジナル作品はRCA時代の初期5作品はすでにサブスクリプション型音楽ストリーミング・サービスにて配信されていたが、ワーナー・ムーンレーベル移籍後の作品の配信は初の試みとなる。

同時にApple Music限定で「Making of「アロハ式恋愛指南」 from TRAD」、「Making of「Dear Angie ~あなたは負けない」 from TRAD」、「Making of「夏のモンタージュ」 from TRAD」、「Making of「静かな伝説(レジェンド)」 from TRAD」の4本のビデオも公開となった。

なお、Apple Musicでの配信音源はApple Digital Masters用にリマスターされており、今回のApple Digital Mastersでの配信開始にあたり、プロデューサーの山下達郎はカリフォルニアのApple本社の技術者によって行われたリスニング・セッションに参加。山下は「Apple Digital Mastersが目指していることには、僕は基本的には賛同しています。こういう形のクリエイティビティは未来に向けての重要な作業だと思えます」とコメントしている。さらに、「Apple Digital Mastersがオーディオ的に優れてることは充分に認めます。ただ欲を言えば、生まれて以来ずっとアナログで育ってきて、この35年間CDの音質をアナログに近づけるために格闘してきた自分としては、よりガッツのあるロックンロール的グルーヴを実現していただければと思っています」、「Apple Digital Mastersは、現代のコンシューマーのための、例えばiPhoneのような軽便なハードで聴くためのものなので、僕らのような職業的な粗探しではなく、誰もが音楽を気軽に楽しめ、素敵な音楽だと思える環境を実現するものでなくてはなりません。その意味でもApple Digital Mastersには大いに期待しています」と語った。

また、Apple Musicでは、竹内まりや自身による作品解説を楽曲ごとに掲載している。「あまり流行と関係ないところで音楽をやっているつもりです」と言う彼女は、普遍性を曲作りの柱のひとつに据えていて、本作に集められた楽曲は特にそれが色濃く感じられるものだったという。「時代を問わず世代を超えて聴ける、そんな普遍性を色濃く感じていただけるようなアルバムになっていると思います」と語ってくれた彼女の作品解説は、Apple Music上で全文を読むことができる。楽曲を聴きながらアーティスト自身による言葉を読むことで、作品の価値を改めて確認できるだろう。

 

▼番組情報
NHK総合テレビ「竹内まりや Music&Life特別編~いのちの歌の物語~」
3月24日(火)22:50~23:20

 

▼リリース情報
竹内まりや
シングル
『いのちの歌(スペシャル・エディション)』
NOW ON SALE


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