John Lennon&Yoko Ono(ジョン・レノン&ヨーコ・オノ)の展覧会「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」、ピース又吉直樹&スプツニ子!が魅力を語る動画公開
Photo by Iain Macmillan ©Yoko Ono
世界で最も有名でクリエイティヴなカップル、John LennonとYoko Onoの公私にわたるヒストリーを、ふたりが世界に発したメッセージや言葉、音楽、アート作品、貴重なプライベート・コレクション100点以上を通して追体験できる画期的な展覧会「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」。
John Lennonの故郷リバプールで70万人を動員し、Yoko Onoの故郷東京でついに開幕した話題の展覧会を、表現の世界で活躍するふたり、お笑い芸人で作家のピース又吉直樹、アーティストで東京藝術大学准教授のスプツニ子!が体験し、ナビゲーターのジョン・カビラとともに、JohnとYokoの魅力を語り尽くす動画番組「ナイトミュージアム~Introduction to DOUBLE FANTASY - John & Yoko」が公開された。
NIGHT MUSEUM Introduction to 「DOUBLE FANTASY - John & Yoko」
番組は、又吉とスプツニ子!のJohn&Yokoへの想いとリスペクトを語る場面からスタート。又吉からは、John&Yokoからインスパイアを受けた「想像してごらん」のネタでTVデビューを果たし、実は、最初に人前で漫才をしたときのコンビ名もTHE BEATLESのデビュー曲“Love Me Do”だったほど大ファンだというエピソードが。また、スプツニ子!からは、イギリス人の母が「リアル・ビートルズ世代」で小さな頃からTHE BEATLESが身近にあり、JohnとYokoが理想のカップルだったというエピソードが語られた。
続くコーナーで、Yoko Onoのコンセプチュアル・アートの詩集「グレープフルーツ」を10代の頃に読んで衝撃を受けたというふたりは、ともにJohnとYokoが運命的に出会った1966年のYokoの個展に展示されていた作品「天井の絵」(脚立を登り、天井から吊るされたキャンバスにある絵を観る作品。一緒に吊るされた虫眼鏡をのぞくと小さな「YES」が見える)の実物に大興奮(※「グレープフルーツ」、「天井の絵」の解説はこちら)。
「あの虫眼鏡を覗いてYESって見た瞬間にJohnの中で何かが変わったっていうのをいろんなところで読んでいたから、あの瞬間を私だったらどう感じるんだろうか、とずっと思っていました」(スプツニ子!)、「脚立ってやっぱり上りたいんです。で、虫眼鏡はやっぱり使いたいんです。このふたつのやりたいことを経て、YESっていう言葉と再会できる。その辺に転がっているYESとあのYESは全然強度が違うんですよね。改めて実物を観て思いました」(ピース又吉)。
最後、Yoko Onoの参加型アート「ウィッシュ・ツリー」(訪れた人が短冊に願い事を書いて木に吊るす作品)に参加した又吉が「ピースっていうコンビ名にして良かったな、ってもしかしたら初めて思ったかも知れないです。なんか合うな、と思いました」とポツリと話す場面も。
番組ではこの他にも、スプツニ子!がハウスハズバンド時代のJohnを語ったり、又吉がニューヨークに移住したJohnとYokoに、ピースの相方 綾部祐二を重ねて語ったりと、様々なエピソードが満載となっている。ぜひチェックしてほしい。
▼展覧会情報
「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」
~2021年1月11日(月・祝)予定
場所:ソニーミュージック六本木ミュージアム
オフィシャル・サイト:https://doublefantasy.co.jp/
▼リリース情報
John Lennon
ベスト・アルバム
『Gimme Some Truth.』
NOW ON SALE
▼書誌情報
「ラプソディ・イン・ジョン・W・レノン」
著者:立川直樹
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : ザ・ビートルズ
掲載: 2020年11月12日 12:00