平野紗季子、10年ぶりのエッセイ集「ショートケーキは背中から」発売決定＆書影公開

平野紗季子の10年ぶりのエッセイ集「ショートケーキは背中から」が発売される。

本書には10年間にわたり様々な雑誌／WEBメディアに発表した食体験に関するエッセイや、世界の飲食から独断と偏見で100を厳選した「言いたい放題 食べたい放題　ごはん100点ノート」をはじめ、書き下ろし原稿を多数収録。現代の多様な食文化を凝縮した1冊となっている。

ブック・デザインはデビュー作「生まれた時からアルデンテ」に続いて、映画広告等で活躍する大島依提亜が手掛けた。

また、本作の刊行時には平野紗季子のサイン会等、発売イベントも予定しており、詳細は決まり次第順次公開される予定なので、ぜひチェックしてほしい。

■平野紗季子 コメント

この本を作る過程で、たくさんの味のことを思い出していました。しあわせな味、やさしい味、しんどい味、さみしい味。
喜びだけでなく、悲しみにも寄り添ってくれるのが食べものの
よいところで、振り返れば、どんな味も、すべてが私を成す愛しい味であったのだと気がつきました。

生きているといろんな、本当にいろんなことがあるけれど、
ごはんはきっと裏切らない。そんなおまもりみたいな実感を、
この本を通して分かち合えたら嬉しいです。

▼書籍情報
平野紗季子
エッセイ集
「ショートケーキは背中から」