小室哲哉、自ら手掛けた5枚のアルバムについて語り下ろす「小室哲哉 読音2」発売

小室哲哉が、自身の思い入れの深いアルバムをクローズアップするムック「小室哲哉 読音」。その第2弾となる「小室哲哉 読音2」が発売された。
昨年2024年から続いていたTM NETWORKのデビュー40周年ツアー、新曲の発表、ドキュメンタリー映画の公開、本格的なエキシビションの開催と、今年2025年もその活動の勢いが増すばかりである、音楽家/プロデューサーの小室哲哉。「小室哲哉 読音2」では、TM NETWORK『Self Control』(1987年)、初のソロ・アルバム『Digitalian is eating breakfast』(1989年)、TM NETWORK『EXPO』(1991年)、globe『Relation』(1998年)、Kiss Destination『GRAVITY』(1999年)という、5枚のアルバムについて、本人自らがじっくりと、そして深く語り下ろしている。
巻頭を飾るのは、小室哲哉と縁の深い岡村靖幸との12ページにも及ぶ特別対談。TM NETWORKのメンバー 宇都宮隆と木根尚登の2人には、それぞれの小室哲哉像や近年の活動について話を聞いている。
加えて、DJ/音楽家のTOMCとの対談では、R&B/ヒップホップの文脈から小室サウンドを分析。さらには、TM NETWORKのデビュー当時から音楽制作に関わってきた録音エンジニアの伊東俊郎、小室哲哉のソロ活動を中心に共演を果たしてきた日向大介、小室哲哉との音楽ユニット PANDORAを7年ぶりに再開させた浅倉大介、globeのロゴを生み出したアート/グラフィック・デザイナーの宮師雄一、『GRAVITY』のマスタリングを手掛けたエンジニアの鈴木浩二等、関係者5人にもインタビューを実施。5枚のアルバムの制作背景が立体的に浮かび上がる。
ソロやTM NETWORKとしての活動をはじめ、西川貴教や松任谷由実とのコラボレーションを経て、今なお日本の音楽シーンに輝き続ける小室哲哉の魅力に迫る一冊になっているので、ぜひチェックしてほしい。
▼書籍情報
「小室哲哉 読音2」
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2025年11月28日 16:45







