櫻坂46、三期生 村山美羽が座長の「14th Single BACKS LIVE!!」開催。二期生 武元唯衣が卒業セレモニーで7年半のアイドル活動に幕を下ろす
掲載: 2026年05月15日 20:00

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櫻坂46の14thシングル『The growing up train』の「BACKSメンバー」による単独ライヴ「14th Single BACKS LIVE!!」が、5月12日、13日に千葉 幕張イベントホールで実施された。櫻坂46が「BACKS LIVE!!」を実施するのは、昨年2025年12月に神奈川 ぴあアリーナMMで行った「13th Single BACKS LIVE!!」以来5ヶ月ぶり。今回はBACKSセンターを務める三期生 村山美羽に加え、初めて四期生を迎えた計16名でステージに臨み、日々進化し続けるグループの未来を予感させるステージを展開。と同時に、約7年半に及ぶアイドル活動に終止符を打つ二期生 武元唯衣のラスト・ステージ、且つ13日公演には「武元唯衣 卒業セレモニー」も開催されることもあり、会場に訪れたBuddies(櫻坂46ファン)はもちろんのこと、2公演ともインターネット生配信も行われたことで、画面越しでも多くのBuddiesが彼女たちの全身全霊のパフォーマンスを目に焼き付けた。
“Overture”に続いて、フレイム・レッドの衣装を着た村山が1人ステージに登場すると、まずは繊細且つ情熱的なソロ・ダンスで観る者を夢中にさせていく。そして、後方からほかのメンバーが加わると、“夜空で一番輝いてる星の名前を僕は知らない”にてライヴは本格的にスタート。村山を中心に、美しさとたくましさを併せ持つ歌とダンスで会場の熱気を急上昇させる。続く“恋が絶滅する日”では大沼晶保をセンターに迎え、さらに躍動感の強いパフォーマンスで魅了。勝又春が中心に立つ“愛し合いなさい”では、かわいらしさの中で凛とした表情を印象付けるメンバーが、一人一人個性を発揮させていった。
最初のMCで山田桃実や石森璃花が意気込みを語り、座長の村山が「ライヴは声を出した者勝ち」とBuddiesに語り掛けた後は、中川智尋が優しい笑顔を浮かべる“ULTRAVIOLET”でライヴを再開。間奏ではショーアップされたダンス・パートも用意され、ステージは華やかさを増していく。その後も稲熊ひながセンターの“確信的クロワッサン”、目黒陽色がセンターの“Anthem time”と、四期生をフィーチャーした楽曲を連発。ライヴを通して育ってきた楽曲の数々が、四期生加入によって新たな魅力を備え始めたことも伝わった。
勢いのある曲たちを経て、ステージに浮かび上がる桜の木を背に石森璃花が、自身によるナレーションと共にソロ・ダンスを披露する。そこに武元、遠藤理子が加わり3人で“ずっと 春だったらなあ”を、憂いに満ちた歌声で披露。また、松本和子の夏にちなんだナレーションに続いて大沼、小島凪紗、村山、目黒と共に“真夏の大統領”が披露されると、このブロックが四季に関連した楽曲で構成されていることに気付かされる。以降も切なげな山田桃実のナレーションと共に“木枯らしは泣かない”が届けられ、最後は小島が感情をたっぷり込めたナレーションとリンクさせながら“TOKYO SNOW”を歌唱して、このブロックを締めくくった。
“ドライフルーツ”のミュージック・ビデオで着用していたパンツ・スタイルの衣装に着替えた増本綺良が、夜明けの街並みを背に黄昏れるなか、ライヴは“Nothing special”にて後半戦に突入。力強い歌声で微かな希望を伝えると、“引きこもる時間はない”では遠藤光莉がアリーナ中央のステージでソロ・ダンスを披露し、“Nightmare症候群”では玉座に座った松本和子が、激しいダブステップ・サウンドに乗せて不適な笑みを浮かべる。また、“僕は僕を好きになれない”では曲冒頭に小田倉麗奈のソロ・ダンスをフィーチャーし、感情を爆発させるようなパフォーマンスでこの曲を見事に表現してみせ、“マンホールの蓋の上”では幸阪茉里乃を中心にダイナミックなダンスを展開し、クラップを交えながら会場の一体感を高め続けた。
ライヴもいよいよ終盤戦。石森の「好き?」を合図に“港区パセリ”に突入すると、幾多のライヴを通じて育ち続けるこの曲を前に客席のボルテージも急加速し、二期生と三期生の10名のみでオーディエンスを圧倒させてみせた。また、遠藤理子が丁寧さと豪快さを併せ持つソロ・ダンスでBuddiesをノックアウトさせると、その流れから“I will be”へと繋げ、熱量の高いパフォーマンスでライヴをクライマックスへと導いていく。そして、ステージ上に1脚の椅子が登場すると、そこに武元が腰掛け、ニヤリと笑みを浮かべ“油を注せ!”でライヴの盛り上がりも最高潮へ。間奏では武元自身が振付を担当した見応えのある長尺のダンス・パートも用意され、そのダイナミックで見応えの強い構成に客席から大歓声が送られる。
さらに、不穏なSEに乗せて村山が伸びやかなダンスを見せると、シングルのBACKSメンバーによる楽曲“ドライフルーツ”でライヴも佳境に。村山を中心としたBACKSメンバー16人は、色気を感じさせる表情と、細やかさとスピード感を備えたダンスで観客を圧倒させる。最後は村山が「昨日はこの場で「(想いを)パフォーマンスでお伝えしたい」という選択をしたのですが、今日は言葉で伝えようかなと思います」と前置きしてから、「私はあまり器用ではないし、自分の気持ちを上手く言葉にできないことが多いです。でも、何よりも櫻坂46のことを大切に思っています。まだまだやれることをやりたいし、もっとがむしゃらに上を目指していきたいです。そして、ここにいる全員がもっと輝くべき人たちだと思っています。今日のライヴを通じて、(ここにいるメンバーが)もっとスポットライトを浴びるべき人たちだと感じてほしいです」と本音を伝え、開放感の強い“I'm in”にてライヴ本編を終えた。
アンコールではいよいよ「武元唯衣 卒業セレモニー」が行われる。客席が武元のペンライト・カラーであるパッション・ピンクとブルーに染まるなか、ステージ上には制服姿の武元に加え森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天が登場。“制服の人魚”をオリジナル・メンバーで披露すると、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。
続いて、スクリーンを通じて武元の7年半を凝縮した映像と共に、武元の振り返りトークやメンバーによる武元との思い出が届けられていく。その後、ステージには華麗なドレス姿の武元が登場。現在の思いと感謝の気持ちを届けていく。彼女は「この7年半は決してまっすぐな道ではありませんでした。でも、今日ここに立って、最後の日に思えるのは、最高だったなっていうこと。しんどいことを塗り替える程の夢みたいな景色、信じられない経験、「ここまで耐えてくれてありがとう」という過去の自分に感謝できるタイミングにたくさん出会うことができました」と語ると、スタッフやBuddies、家族への感謝を伝えていった。
そして、四期生に向けて「本当に真面目で努力ができる子たち。どんな隙間時間でも一生懸命踊り込んで極めている姿も何度も見ました。今日のライヴを作るときもよく頑張っていて、このライヴが終わったらたくさん褒めたいなと思います」とエールを送り、三期生には「心の底にあるものがすごく熱くて、少年みたいな子たち。三期生にしかできないパフォーマンスで、櫻坂46をどこまでも先に連れていってほしい」と思いを告げる。
さらに、同期の二期生には「二期生がこのメンバーじゃなかったらここまで来られなかったかなと、何度も思いました。一緒にどん底を経験したからこそ、一緒に見て嬉しかった景色もたくさんありました。毎日頑張る理由をくれて、ありがとうと伝えたいです」と涙ながらに思いを届け、卒業した先輩の一期生に対しても「先輩たちの背中はいつもカッコ良くて、ステージの上で表現することがどれだけカッコいいかを教えてくれた。今日この姿を見せることで、「人生を変えてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちが伝わっていたら嬉しいです」と感謝を伝え、最後に「私は今が一番楽しくて幸せです。生まれ変わっても櫻坂46になりたいです。本当に7年半、ありがとうございました!」と笑みを浮かべながら口にして、スピーチを締めくくった。
ステージ上に田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、山﨑天、谷口愛季、中嶋優月を迎えると、“僕たちの La vie en rose”にてライヴは再開。曲中、武元はトロッコに乗りアリーナを移動しながら、ファンに最後の挨拶をして回る。さらに、ステージ上に二期生が勢揃いし、“紋白蝶が確か飛んでた”を歌いながら客席に笑顔を届けて行った。曲中には松田が「唯衣ちゃんに出会えて本当に良かったと、心の底から思っています。みんな、唯衣ちゃんのことが……」と言うと、ほかのメンバーが一斉に「大好き!」と叫び、武元が涙腺を緩ませる一幕もあった。
二期生同士で武元との思い出を語り始めると、まるで楽屋を思わせるような和やかな空気が広がり、会場が笑いで包まれる。その後、武元が一時退席すると、三期生や四期生を交えて武元との思い出話に花を咲かせながら、武元へのサプライズの準備を進める。そして、武元がステージに戻るとメンバー一人一人が思い思いのメッセージと共に花をプレゼント。そんななか、田村が「同期にも後輩にも、最後までカッコいい背中を見せてくれてありがとうございました」と伝えて、二期生全員が武元に抱き付く一幕もあった。
「こんなふうにみんなが思っていたなんて知らなかった。掛けてくれた言葉を、そのままみんなにも返したいです」と感慨深げに語ると、卒業セレモニーもいよいよ終わりが近付く。「私の人生を変えてもらった曲。この曲にいろんな景色を見せてもらいました」と告げると、パンツ・スタイルのドレスに装いを変えた武元は椅子を使って長尺のソロ・ダンスで客席を沸かせ、その流れから“油を注せ!”を再び披露。序盤をBACKSメンバーのみでパフォーマンスすると、途中から選抜メンバーも加わり彼女の新たな門出に華を添える。間奏では武元が振付を考案した、各期と武元が豪快に踊りまくるダンス・パートも用意され、彼女らしい形で約7年半にわたるアイドル人生に終止符を打った。そして、最後は武元のキャッチコピー「琵琶湖が生んだパワフルガール!」を会場全員で叫び、約3時間半にわたる「14th Single BACKS LIVE!!」および「武元唯衣 卒業セレモニー」は、最高の笑顔と盛大な拍手に包まれて終了した。
武元という稀有な存在が独り立ちをしたことでまた新たなフェーズへと突入する櫻坂46は、6月10日には坂道グループ初となる両A面シングル『Lonesome rabbit / What's “KAZOKU”?』をリリース。7月23日からは全国6都市で12公演を行うライヴ・ツアー「SAURAZAKA46 ARENA TOUR 2026」も控えている。彼女たちがここからどのような進化を遂げるのか、そして武元がこの先どんな表現者へと成長していくのか。両者をここからも見守っていただきたい。
(文/西廣智一)







































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▼リリース情報
櫻坂46
14thシングル
『The growing up train』
NOW ON SALE
15thシングル
『Lonesome rabbit / What's “KAZOKU”?』
6月10日(水)リリース
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : Girl's Pop Information







