星新一、生誕100年記念作品集「きまぐれカプセル」発売。書籍未収録エッセイ&新発見のショートショート収録
掲載: 2026年08月26日 12:55

星新一の生誕100年を記念し、エッセイ91編、ショートショート3編を収録した作品集「きまぐれカプセル」が、新潮文庫より刊行される。
「ボッコちゃん」、「おーい でてこーい」等、数々の傑作ショートショートを生み出してきた星新一。
「きまぐれカプセル」は、新聞、雑誌、企業のPR誌、会報等に寄せたエッセイの中から書籍未収録作を厳選し、書かれた内容の時系列に沿って収録。自分について書いたエッセイを中心に構成しており、日本を代表するSF作家の「自伝」のようにも読むことができる。また、新たに下書きの状態で発見された「聖地」、書籍未収録作品であると判明した「未知の星で」、「地獄案内」等、魅惑のショートショートも3編収録。
カバーには「ボッコちゃん」、「ようこそ地球さん」等、星新一作品の装画を初期から多数手掛けてきた盟友 真鍋博の作品が使用されている。ぜひチェックしてほしい。
■次女 星マリナ「解説」より
未収録エッセイをさがす過程で、未発表および未収録のショートショートがみつかったので、間借りしてここに三編のショートショートを収録いたしました。「聖地」は、今年、父の遺品のなかから下書きの状態でみつかりました。掲載誌はみつかっていないので未発表と思われます。タイトル案らしき「神殿」という言葉が紙の端に書いてありましたが、「神殿」という別内容のショートショートがすでにあるので、「聖地」というタイトルをつけました。下書きの2枚目には「神 ロケット島流し」という記載があり、もしかするとこの「神」がロケットで宇宙のかなたへ送られるという展開を考えていたのかもしれません。そうすると、この作品は未完の可能性もあります。父の下書きは、デビュー後に書く文字が小さくなっていったので、比較的字が大きいこの作品は、かなり初期に書いたものだと思われます。AIに使用する電力が話題となる現代。なんでもできるけれど電気代がかかるという視点は、先見の明があったと言えなくもないですね。
▼書籍情報
星新一
「きまぐれカプセル」
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース







