さまざまなフィールドを繋ぐキーパーソンとして多方面で活躍している鈴木正人。彼はクリーチャーズの前作『NIGHT PEOPLE』が発表された2005年に、文筆家の内田也哉子と渡邊琢磨とのユニット＝sighboatを結成し、初作『sighboat』をリリースしている。続く2006年には初のソロ・アルバム『UNFIXED MUSIC』を発表。また2007年には菊地成孔率いるNARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTETへ加入し、『The revolution will not be computerized』『DUB ORBITS』で存在感を発揮していた。このあたりからセッション・ミュージシャンとしても次々と声がかかるようになり、ライヴもサポートしているUAやBONNIE PINK、Leyonaの近作のほか、小泉今日子やDewなどへの楽曲提供も行っている。そうした忙しい合間を縫って、sighboatの新作『marvel』が2010年にリリースされたばかり。
▼関連盤を紹介。
左から、鈴木正人の2006年作『UNFIXED MUSIC』（intoxicate）、NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTETの2008年作『DUB ORBITS』（イーストワークス）、UAの2010年のライヴ盤『ハルトライブ』（スピードスター）、BONNIE PINKの2010年作『Dear Diary』（ワーナー）、Leyonaの2010年作『PATCHWORK』（cutting edge）、sighboatの2010年作『marvel』（CHORDIARY／Labals UNITED）
