出会いと別れの行き交う春。別項で紹介しているぱすぽ☆もメンバーの卒業を経て新たなステップへと踏み出していますし、同じ別れが来るのなら、入学と卒業を前提にすることで、よりリミテッドな熱気と儚さを生み出しているのがさくら学院と言えましょうか。つまり、イヤミでもなんでもなく、卒業すらエンターテイメントとして提供するところがこの界隈のおもしろさだとも言えます。
SUPER☆GiRLSのライヴDVD「SUPER☆ GiRLS 超絶少女2012 メモリアル at 日本青年館」は、今年2月5日に行われた秋田恵里の卒業公演を収めたもの。何度観ても本当に泣ける、一級品の全力エンターテイメントです。
また、少し意味合いが違いますが、同じくサヨナラを告げる記念作品となったのが、後藤真希のライヴDVD「G-Emotion FINAL 〜for you〜」です。活動休止前のラスト公演となった昨年12月4日の模様を収めているのですが、ハロプロ時代の曲もいくつか挿んで感謝の意を示すセットが心憎し。アンコールにはドリーム モーニング娘。たちを迎えての“LOVEマシーン”! これもまた必携ですね。
▼関連盤を紹介。
左から、SUPER☆GiRLSのライヴDVD「SUPER☆GiRLS 超絶少女2012 メモリアル at 日本青年館」(iDOL Street)、活動休止前のラスト公演の模様を収めた後藤真希のライヴDVD「G-Emotion FINAL 〜for you〜」(avex trax)