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クラシックBOXセット特集~2015年オススメ10点と2016年期待の6点

2015年はクラシックのBOXセット発売がひとつのピークを迎えた年でした。レコード芸術2015年12月号が「BOXセット大集合!!」という32ページの特集を組んだのも記憶に新しいところです。ここでは2015年のとくにおすすめの10点と、発売予告が出ている2016年の期待の5点を特集いたします。

2015年発売のおすすめ10点

第53回レコード・アカデミー賞大賞受賞
~アーノンクール、乾坤一擲のシューベルト

ベルリン・フィル自主制作レーベルから、巨匠アーノンクールとのシューベルト演奏集が登場!CD8枚にBlu-ray Audio、そしてハイレゾ音源のダウンロード・コードとデジタル・コンサートホール7日間無料視聴バウチャーが付いた豪華仕様です。2015年12月、第53回レコード・アカデミー賞交響曲部門、及び大賞を受賞しました。

【収録曲】シューベルト:交響曲第1~6番、第8番“未完成”、第9番“ザ・グレイト”、ミサ曲第5番、同第6番、歌劇“アルフォンソとエストレッラ”
【演奏】ニコラウス・アーノンクール指揮ベルリン・フィル、ベルリン放送合唱団、ほか
【録音】2003~2006年、ライヴ録音

 

アーノンクールのシューベルト

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シベリウス生誕150年記念年の掉尾を飾る名盤!
ラトル&ベルリン・フィルによるシベリウス:交響曲全集

2014~15年の最新録音&録画。CD4枚に加え、ハイレゾ音源を収めたブルーレイ・オーディオ、HD映像を収めたブルーレイ・ディスク、ハイレゾ・ダウンロード・クーポンなどを収めた至れり尽くせりの一組。
【収録曲】シベリウス:交響曲第1~7番
【演奏】サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル
【録音】2014~15年、ライヴ録音

 

ラトルのシベリウス

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バルトーク大全集がお買い得価格、美麗豪華BOXでリリース(29CD+特典CD)

日本単独企画。LP時代にハンガリーが国を挙げて制作した全集として、コア・ファンを中心に話題となりました。後未収録作品を追加し完全全集となりましたが、ハンガリー国内のみで流通し、一般的な流通ルートには乗りませんでした。この度日本独自に全タイトル29枚を特別プレス、豪華BOXに収納しての限定リリースとなります。A5単行本仕様の豪華日本語解説書。バルトークの権威たちによる読み応えのある解説、全声楽作品は貴重な対訳で全367ページの大著。これだけでも欲しくなる、バルトークの日本語資料として完璧なものです。特典盤として、ピアニスト、バルトークの貴重な録音を集めた約50分の特製CDつき。自作のピアノ協奏曲第2番の断片や、モーツァルト、ショパンまで、彼の腕前を堪能できます。さらに1944年にアメリカで行われたインタビュー(英語)で、バルトークの肉声も聴くことができる超お宝も収録されています。

【収録曲】バルトーク全作品(詳細は特集ページをご確認いただければ幸いです)
【演奏】フェレンチク、レヘル、ドラティ指揮、コヴァーチュ、パウク、クレーメル(ヴァイオリン)、コチシュ、ラーンキ(ピアノ)、タートライ弦楽四重奏団、ほか
【録音】1964~1999年(特典CD を除く)、フンガロトン・スタジオ(ブダペスト)でのセッション録音

 

バルトーク大全集

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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集/エミール・ギレリス、ジョージ・セル、クリーヴランド管弦楽団
高い評価を得てきたギレリス&セルの至高の名演。新規マスタリングが名盤をさらに深く掘り下げる!

※限定盤/デジパック仕様(1枚毎にデジパック収納。箱入り)/SACDハイブリッド盤/2015年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)/オリジナル・ジャケット・デザイン使用
【収録曲】ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
<DISC1>
1.ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
2.ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19
<DISC2>
3.ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
4.ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
<DISC3>
5.ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
【演奏】エミール・ギレリス(ピアノ) クリーヴランド管弦楽団ジョージ・セル(指揮)
【録音】 1968年4月~5月、セヴェランス・ホール(クリーヴランド)でのセッション録音

 

ギレリスのベートーヴェン

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幻の1960年10月ライヴが初出音源を含めて正規盤初登場!
リヒテル ザ・コンプリート・アルバム・コレクション

ロシアの巨匠ピアニスト、リヒテルの生誕100年を記念して、ソニーが所有するリヒテルのライヴ録音&スタジオ録音をCD18枚に完全復刻!注目はLP時代に瞬く間に姿を消したLP9枚分に及ぶ1960年10月リヒテル初訪米時のカーネギー・ホールでのライヴ録音。これがLP時代に出なかった曲目を含め、リサイタルの曲順通り完全再現。各ディスクは初出LPおよびCDのジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入クラムシェル・ボックス(サイズ128 x 127 x 55mm)に収納。56ページの別冊解説書付き(英文)。初回限定数は予約の段階で瞬く間に完売し、世界的好評に応え再々生産までされた話題のBOXです。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ほか
【録音】1960、1977、1988年、ライヴ&セッション録音

 

リヒテル生誕100年記念BOX


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グレン・グールド・リマスタード
~ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション(81枚組)

グールドがソニー・クラシカルに録音し、生前に発売を認めた全ての演奏を、オリジナル・アナログ・マスターから最新のDSDテクノロジーで新たにリミックス/リマスタリングを行ない、CD81枚からなる完全生産限定盤BOXとしたものです。DISC1~78は、グールドの演奏を収録したアルバムで、アメリカ盤の発売順に並べられ、全て発売時のLPカップリングで収録されています。DISC79~81は、グールドの語りを収録した音源です。特典として日本語によるトラックリストのほか、ケヴィン・バザーナの「グレン・グールド・リマスタード」、アンドレアス・マイヤーの「グールドの芸術に新たな命を吹き込む」の日本語訳(訳:宮澤淳一)を掲載した別冊解説書が封入されます。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】グレン・グールド(ピアノ)、ほか
【録音】1955~1982年、セッション録音

 

グレン・グールド・リマスタード


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ウラディミール・ホロヴィッツ~未発表ライヴ・レコーディング1966-1983完全生産限定盤!

20世紀を代表するピアノの巨匠、ホロヴィッツが1966年から1983年にかけて全米各地の主要都市とロンドンで行なった25回のソロ・リサイタル(および協奏曲1曲)のライヴ・レコーディングをCD50枚に集大成した世界初のボックス・セット。CD50枚の大半が世界初発売で、ソニー・クラシカル・アーカーヴ保管の正規オリジナル・アナログ・マスター(RCAおよびコロンビア音源)から細心の注意を払ってリミックスおよび24/96リマスターされています。これまでホロヴィッツのディスコグラフィにはなかった、シューマンの「謝肉祭」、ショパンの練習曲第22番「オクターヴ」(作品25の10)、スクリャービンの「左手のための前奏曲」を収録。特典として日本語によるトラックリストのほか、バーニー・ホロヴィッツの「ホロヴィッツ:最後のチャプター」、「ホロヴィッツをプロデュースする~トーマス・フロストへのインタビュー」の日本語訳を掲載した別冊解説書が封入されます。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1966~1983年、ライヴ録音(全てステレオ)

 

ホロヴィッツ未発表ライヴ録音集


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第53回レコード・アカデミー賞企画・制作部門賞受賞!
伊福部昭の芸術20周年記念プレミアムBOX(16枚組)

キングレコードが手掛けてきた「伊福部昭の芸術」シリーズ20周年を記念して、これまで発売の12タイトル(14枚)と、新たに初CD化となる音源を集めた2枚の計16枚をまとめたプレミアムBOXです。今回のBOX化に際し、高音質のSHM-CDでの収録となるのにも注目です。なかでも「伊福部昭の芸術1~4」は、当時のアナログ・マスターテープから新たに再編集とリマスタリング行われ、192kHz/24bitのマスター化がされ、鮮明な音質に生まれ変わっています。BOXには、シリーズに掲載された片山杜秀氏による伊福部昭ロング・インタビュー、楽曲解説、そして録音風景写真などを収録した約100ページの解説書、及び「伊福部昭の芸術1~4」のジャケットで使用した直筆タイトル文字原稿の実物大レプリカ4枚が封入されます。さらに特典盤として、LPの復刻盤CD2枚が添付されます。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】広上淳一、大友直人、本名徹次指揮日本フィル、館野泉(ピアノ)ほか
【録音】1995~2014年、ライヴ&セッション録音

 

伊福部昭BOX


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日本人作曲家の秘曲をTBSの貴重な放送音源より復刻!
戦後作曲家発掘集成(8枚組)

TBSの倉庫に眠っていた日本人名作曲家たちの知られざる傑作音楽を集大成。山田耕筰の大作オペラ「黒船」の本人指揮による初演版や伊福部昭が残した音楽劇の怪作「ヌタック・カムシュペ」、黛敏郎が戦後文学の旗手武田泰淳の脚本に作曲した「戦争と平和」、大木正夫の原爆惨禍への慟哭「原爆の図によせて」など新発見の稀覯(きこう)楽曲の数々。戦後音楽の権威で吉田秀和賞を受賞した、当代随一の音楽評論家・片山杜秀が監修。解説では、写真や資料を駆使し、1953年から1966年にかけて、独立を回復した日本が東京五輪を経て復興と発展を遂げていく時代背景の中に音楽群を位置づける。時代の息吹をドキュメントした貴重な音楽曼荼羅です。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】山田耕筰、森正、上田仁、山田夏精指揮 東京交響楽団、ほか
【録音】1953~1966年、ライヴ&セッション録音

 

TBS戦後作曲家発掘集成


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いよいよ完結!戦前の名演を生々しい音質で集大成
「モーツァルト伝説の録音」全3巻

第3巻ではオペラ・宗教曲・交響曲・協奏曲、歌曲など、モーツァルトの魅力を満載した演奏を集めました。SP時代にはオーケストラ曲などの大編成の録音は困難を極めました。それにもかかわらず、ここに収録された演奏は現代のメカニックな演奏とは違い、人間味溢れる個性的な、品格のあるものが多いのです。モーツァルトの『伝説の録音』、SP盤に刻まれた、私たち人類に遺された文化遺産を存分にお楽しみください。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】ビーチャム指揮ベルリン・フィル、トスカニーニ指揮ニューヨーク・フィル、ワルター指揮ウィーン・フィル、可バスタ指揮ミュンヘン・フィル、ほか
【録音】1905~1952年、セッション録音

 

モーツァルト伝説の録音


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2016年発売の期待の6点

鈴木雅明&BCJのバッハ管弦楽作品録音BOX

2014年に発売(2015年再プレス)され大きな話題となったBCJの『教会カンタータ全集』に続き、J.S.バッハ:管弦楽作品のBOXがリリース決定です!しかも全品SACDハイブリッドでの登場で、初SACD化タイトルもあり。ブランデンブルク協奏曲は新旧両録音を収録。これ1セットあれば、バッハのシリーズを最新録音、最高の演奏で揃えることができます。

【収録曲】J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集(2種の録音)、管弦楽組曲全集、ヴァイオリン協奏曲全集、2台のチェンバロのための協奏曲全集
【演奏】鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン、ほか
【録音】1998~2013年、セッション録音

 

鈴木雅明~バッハBOX

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DGの名演奏によるシューベルトBOX第1弾!
交響曲・管弦楽曲・室内楽・器楽曲集(39枚組)

アバド、クレーメル、メロス四重奏団による名演の他、DGのみならずPhilips, Decca他の音源、そしてデムス&スコダ初出録音や初CD化、ニューボウルド補筆完成版による交響曲も含む贅沢な内容。クライバー、フルトヴェングラー、ストコフスキーによる「未完成交響曲」名演聴き比べをDisc39に収録していますbr /> 【収録曲】シューベルト:交響曲全集、劇付随音楽“ロザムンデ”、ピアノ・ソナタ全集、八重奏曲、弦楽五重奏曲、弦楽四重奏曲全集、ピアノ三重奏曲全集、ほか
【演奏】アバド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団、ケンプ、シフ(ピアノ)、アマデウス弦楽四重奏団、メロス弦楽四重奏団、ほか
【録音】1952~2014年、セッション&ライヴ録音

 

DGシューベルトBOX第1巻

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シャルル・デュトワ~モントリオール・イヤーズ(35枚組 / 限定盤)

1977年の音楽監督就任以来、良好な関係を続けてきたデュトワ&モントリオール響。2016年に80歳を迎えるデュトワを記念して、彼がモントリオール交響楽団を指揮したDecca録音から主要音源を収録したBOXが完成。各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザインを使用。ブックレットには、デッカ副社長だったRay Minshull氏と、ジャーナリストAndrew Stewart氏による書き下ろしライナーノーツ(欧文)を収録。

【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団、モントリオール合唱団
【録音】1980~2004年、セッション録音

 

デュトワ&モントリオールBOX

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待望の再プレス決定!~ザ・デッカ・サウンドVol.1(50枚組 / 限定盤)

2011年リリースで好評いただいたデッカ栄光の録音史から厳選した豪華50枚組第1弾が再プレスされることになりました。世界初CD化も含む珠玉の名録音を200ページの充実したライナーノートと共にお届けします。2011年発売のものより少しシンプルな箱の形状に修正されての再登場です。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団、アルヘンタ、フィストラーリ指揮ロンドン交響楽団、アシュケナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団、ほか
【録音】セッション録音

 

デッカBOX

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アナログ録音全盛期の名盤を50枚収録!
フィリップス・クラシックス・ザ・ステレオ・イヤーズ

「フィリップス・レコード」は、オランダの世界的電機メーカーのレコード部門として創設。1957年にはステレオ録音を開始し、デッカの傘下に入る2000年代までメジャーレーベルとして活動しました。アナログ・ステレオ録音をまとめたこのBOXにはフィリップス全盛期の名盤が集められています。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】C.デイヴィス指揮ロンドン交響楽団、ハイティンク指揮ロンドン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、アッカルド(ヴァイオリン)リヒテル(ピアノ)、ほか
【録音】1957~1985年、セッション&ライヴ録音

 

フィリップスBOX


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セッション、ライヴを問わずクリュイタンスのオペラ録音を集大成(56枚組)

ベルギー出身の名指揮者クリュイタンス(1905~67)が残したオペラ録音を集大成した前代未聞のBOX。たとえばビゼーの“カルメン”はフランス語版とドイツ語版、ワーグナーの“マイスタージンガー”全曲はバイロイトでの3種のライヴを収録。巨匠の芸術の変遷をたっぷり味わうことができます。

【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】アンドレ・クリュイタンス指揮、ほか
【録音】1948~1964年、ライヴ&セッション録音

 

クリュイタンス・オペラBOX


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カテゴリ : Classical キャンペーン | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2015年12月22日 00:00