クラシックSACD特集2016年1月(ハイブリッド、シングルレイヤー)
日本のクラシックCD愛好家の間で、その素晴らしい音質により根強い人気をもつSACD(Super Audio CD)を特集いたします。
SACDに採用されたDirect Stream Digital(DSD)方式は従来のPulse Code Modulation(PCM)方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。この方式によりPCM方式を大きく上回る100kHzをカバーする再生周波数範囲と、可聴帯域内120dB以上のダイナミックレンジを確保。「原音」にきわめて近い録音・再生を実現しています。
ここでは、SACD層とCD層を重ね合わせたハイブリッド盤(CD層はCDプレイヤーで再生可能)と、SACD層のみを収めたシングルレイヤー盤(SACD専用プレイヤーでのみ再生可能)の2種類をご紹介します。
(1)SACDハイブリッド盤のおすすめ
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ベルリオーズ:幻想交響曲、序曲「ローマの謝肉祭」、ラヴェル:ラ・ヴァルス
アンドレ・クリュイタンス指揮フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団、他1タイトル
〈タワレコ限定〉Definition Series第3弾!第1弾で好評をいただいた同じくクリュイタンスの、主にフィルハーモニア管弦楽団との名盤2作を取り上げます。音源に関しましては、本国より取り寄せた96kHz/24bitのWAVデータを基本にSACD層用としてDSDに変換した後、マスタリングを行い、それとは別にCD層用としてもPCMでマスタリングをしましたので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっております。
〈タワレコ限定・高音質〉「Definition Series第3弾!~クリュイタンス2タイトル」の特集ページはこちら>>>
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モーツァルト:交響曲第36番“リンツ”、第38番“プラハ”、第40番、第41番“ジュピター”
カール・シューリヒト指揮パリ・オペラ座管弦楽団
〈タワレコ限定〉The Valued Collection Platinum第2弾!これまでの「コンサートホール」復刻タイトルの中から、シューリヒトの名演をSACD化。192kHz/24bitマスターをDSD化&CD層は新規でリマスタリング。現在望みうる最高の音質で往年の巨匠の至芸をお楽しみいただけます。
〈タワレコ限定〉「The Valued Collection Platinum第2弾!シューリヒト名盤3点」の特集ページはこちら>>>
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ブルックナー:交響曲第9番
レミ・バロー指揮ザンクトフローリアン・アルトモンテ管弦楽団
世界中のブルックナー愛好家から注目されているフランスの若手指揮者レミ・バロー(1977~)の第3弾。今回もブルックナーゆかりの聖フローリアン修道院教会でのライヴ録音(2015年8月21日)。悠久の流れをもった音楽と演奏が美しい録音によって見事に捉えられています。
「バロー指揮のブルックナー:交響曲第9番」特集ページはこちら>>>
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プロコフィエフ:交響曲第4、6、7番、ピアノ協奏曲第4&5番
ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団、ヴォロディン、ババヤン(ピアノ)
大好評のゲルギエフのプロコフィエフ再録音シリーズ、今回は2枚組。旧録音から約10年を経て、演奏は極めて自然かつ熱く、著しい円熟がうかがえます。2012&2015年、音響の良さで知られるマリインスキー・コンサートホールでの録音。
「ゲルギエフによるプロコフィエフ再録音シリーズ」の特集ページはこちら>>>
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ムソルグスキー:組曲“展覧会の絵”(ラヴェル編)
ヴェルディ:歌劇“運命の力”序曲
アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
弱冠28歳の天才指揮者、バッティストーニ。まるで音楽が生きているかのように、立体的に、そして色彩豊かに紡ぎだすバッティストーニ×東京フィルの音楽に多くの人が魅了されています。2015年9月10日-11日公演のライヴ録音からのSACD化です。
「バッティストーニ&東京フィルの“展覧会の絵”」特集ページはこちら>>>
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(2)SACDシングルレイヤー盤のおすすめ
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J.S.バッハ:
マタイ受難曲、ミサ曲ロ短調、ブランデンブルク協奏曲第4~6番(2月24日発売)
ヨハネ受難曲、クリスマス・オラトリオ、管弦楽組曲第3&4番(3月16日発売)
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ほか
カール・リヒター生誕90年記念!透明性/流動性に優れるSHM素材をボディに使用。更にDSD本来の特性が生きるシングルレイヤー(2ch)方式を採り入れた究極のSuper Audio CDシリーズ。カール・リヒターの代名詞的録音であると共に、これら名曲における決定的名盤6タイトルを初SA-CD~SHM化するもの。
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ベートーヴェン:交響曲全集、《コリオラン》序曲、《エグモント》序曲
パウル・クレツキ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
1964~1968年/プラハ、ルドルフィヌムでのスタジオ録音。黄金時代を迎えていたチェコ・フィルの鍛え抜かれたアンサンブルが、名匠クレツキが打ち出すきびしいまでの造形美を体現するこの録音は、数あるベートーヴェン演奏のなかでも特別な光を放つものとして高い評価を得ています。2015年リマスタリング音源を使用。
「クレツキ&チェコ・フィルのベートーヴェン:交響曲全集」の特集ページはこちら>>>
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ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
ギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団
2000年4月30日-5月3日/ハンブルク、ムジークハレにおけるライヴ録音。2015年新マスタリングによる初SACDシングルレイヤー化!
「ヴァント&北ドイツ放送響のブルックナー・ライヴ」の特集ページはこちら>>>
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ベーラ・バルトーク(1881-1945):
ヴァイオリン協奏曲 第1番 Sz.36(遺作)
ヴァイオリン協奏曲 第2番 Sz.112
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス 1704年製「スリーピング・ビューティ」)
スウェーデン放送交響楽団
ダニエル・ハーディング(指揮)
2012年4月、ベルワルドホール(ストックホルム)での録音。ファウストの協奏曲録音をSACD化する「GREAT CONCERTOSシリーズ」第2弾3タイトルの中の1枚。
「イザベル・ファウストGREAT CONCERTOSシリーズ」第2弾の特集ページはこちら>>>
「イザベル・ファウストGREAT CONCERTOSシリーズ」第1弾の特集ページはこちら>>>
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カテゴリ : Classical キャンペーン | タグ : SACDシングルレイヤー(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2016年01月13日 11:00