ノラ・ジョーンズ、4年振りのアルバム『デイ・ブレイクス』
(c) Danny Clinch
2002年にデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』(原題:『Come Away With Me』)でグラミー賞主要4部門を含む8部門を受賞するなど大ヒットを記録。以来、世界中でアルバムを4500万枚以上売上げ、グラミー賞を9度受賞と、名実ともに世界最高峰の女性アーティストとなったノラ・ジョーンズの最新アルバム『デイ・ブレイクス』が完成。Blue Noteからのリリース。
2014年にノラ自らが「ホーム」と呼んでいるレーベル、Blue Noteの75周年を祝うイベントで、マッコイ・タイナー、ウェイン・ショーター、ドクター・ロニー・スミス、ロバート・グラスパーといった新旧のジャズ界のスターたちと共演。それに触発され「こんなアルバム作れたなら、っていうようなジャズのアルバムを聴いていた」というノラは、出産を経て、自宅のキッチンにおいているピアノで、本作の制作をスタートさせました。
「最初のアルバムを発表してから、間違いなくピアノから離れてしまった。弾いたりはしていたけれど、ギターで書きたいっていうのがあったの。だからこれらの曲をピアノで書き始めると、すぐにそれらはピアノで演奏されるべきだっていうことが明白だった」というように本作ではデビュー・アルバム以来楽15年ぶりにピアノ弾き語りのスタイルに回帰。
本作のプロデュースは、Blue NoteのA&Rとしてノラをデビューから手掛け、ホセ・ジェイムス、ロバート・グラスパーと契約し、現在のBlue Noteの潮流を作ったイーライ・ウルフとノラ本人が共同で行いました。
収録曲はノラ・ジョーンズ自身が作曲、もしくは共作したオリジナル曲9曲とホレス・シルヴァー「ピース」、デューク・エリントン「アフリカの花」、そしてニール・ヤング「ドント・ビー・ディナイド」といったカヴァー曲3曲を含む全12曲を収録。
レコーディングには、サックス奏者のウェイン・ショーター、オルガンのドクター・ロニー・スミス、ベースのジョン・パティトゥッチといったジャズ界の巨匠達が多数参加。さらに、ノラのデビュー・アルバムから参加しているドラマーのブライアン・ブレイド等が参加。
初回限定盤、通常盤ともにSHM-CD仕様。
初回限定盤に付属のDVDは、リード・シングル「キャリー・オン」のミュージック・ビデオと、ニュー・アルバム『デイ・ブレイクス』の解説映像が収録。
『デイ・ブレイクス』収録曲
1. バーン (Burn - Norah Jones / Sarah Oda)
2. トラジェディ (Tragedy - Norah Jones / Sarah Oda)
3. フリップサイド (Flipside - Norah Jones / Pete Remm)
4. イッツ・ア・ワンダフル・タイム・フォー・ラヴ (It's A Wonderful Time For Love - Norah Jones / Sarah Oda)
5. アンド・ゼン・ゼア・ワズ・ユー (And Then There Was You - Norah Jones-Pete Remm)
6. ドント・ビー・ディナイド (Don’t Be Denied - Neil Young)
7. デイ・ブレイクス (Day Breaks - Norah Jones / Pete Remm)
8. ピース (Peace - Horace Silver)
9. ワンス・アイ・ハッド・ア・ラーフ (Once I Had A Laugh - Norah Jones)
10. スリーピング・ワイルド (Sleeping Wild - Sarah Oda)
11. キャリー・オン (Carry On -Norah Jones)
12. アフリカの花 (African Flower “Fleurette Africaine”- Duke Ellington)
パーソネル:
ノラ・ジョーンズ (vo, p, org, g, Wurlitzer)
クリス・トーマス (b, g)
ブライアン・ブレイド (ds)
ウェイン・ショーター (ss) on 1, 7, 8, 12
ドクター・ロニー・スミス (org) on 3, 11
ジョン・パティトゥッチ (b) on 1, 8, 12 他
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カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2016年09月15日 10:05